言わずもがなの名作「ゴッドファーザー」。


GW期間中のヒマな時間をこの映画に費やしました。


なにがいいって、まず、格好良すぎます。


親父(=マーロン・ブランド、若き日はロバート・デ・ニーロ)の時代とは明らかに違うのです。


マイケル(=アル・パチーノ)は苦悩します。


だって、マフィア(=反社会勢力)になりたくなかったわけですから。


彼は経済マフィアを目指します。


なんなら、堅気になりたかった。


さらに、出来ない、残念な兄フレドーがいて邪魔。


マイケルは最後まで堅気になりたかったのだけれども、


本人の意思とは全く逆のことしか起こらない。


長兄ソニーの息子(=アンディ・ガルシア)は単なる荒くれ者。


でも、ドン・マイケルはインテリ。


最後は懺悔して足を洗いたい、でも、敵に狙われる・・・・。



ってストーリー。


まさに大河ドラマ。



アル・パチーノ、衣装含め格好良すぎます。


そして、パートⅡに見る、やがて重鎮となるもののスパゲッティの食べ方。


サイコーです!!


さすが、ハードボイルド。


でも、私が言いたいのは、

そんなことよりも何よりも、ニーノ・ロータの音楽が最高なんです。


超有名なテーマだけでなく、全編で素敵すぎ。


因みにニーノ・ロータはムーティの師匠。


ココにも共通点(笑)


パートⅢのエンディングでは、


マスカーニのオペラ


「カヴァレリア・ルスティカーナ」ノクライマックスと間奏曲が効果的なまでに流れ、


より涙をそそります。


私もこういう最期がいいですね・・・。



マフィアを題材にしているので、
一歩間違うと某国のVシネマのように下品になりますが、
カメラワーク、色使い、舞台、衣装、音楽、役者…
どれをとっても荘厳で、格式や品位を保っているところ、一種のオペラ的要素が「アカデミー賞」受賞作品なんだとおもいます。

さあ、皆様、この週末は音楽だけではなく


ハリウッド史上最高傑作と言っていいこの作品に時間を費やしてみてはいかがでしょうか?


そして、夏休みは、シシリアへどうぞ!!


因みにかくいう私は、タヒチのボラボラ島に行きたい!!(爆)

(行けませんが・・・・)