東京春の音楽祭、

ネルソンス指揮ローエングリンの中止が決定しました。

教えていただいたvodkaさん、ありがとうございます。

帰宅後、実行委員会からのメールでも確認できました。


覚悟はしていました。

また、開催されても、

東京までどのような手段でいけばいいのか?

往復航空機利用でも、翌朝の仕事に間に合うのか?

はたまた、このテンションでいくべきか?

でも、ネルソンス&D・スミスのローエングリンは聴いておきたい。

ワーグナーのオペラ全曲生演奏のデビューを果たしたい。

と逡巡を繰り返していたものですから、

それはそれで踏ん切りがつけられて良かったのですが。


チケットの発券をしていなかったものですから、

今日、払い戻し手続きのために近所のコンビニで発券をしました。

中止になったチケットを払い戻しのために発券すること、

なんて虚しいことなんでしょう(涙)


当公演に限らず、

外来演奏家の公演の多くの中止が決定してきています。


山響に登場予定のミンツは?

この6月のメトロポリタン・オペラは?

(私が行くのは、サントリーホールの公演だけですが)

いやいや、

10月のウィーン・フィルハーモニーウィーク・イン・ジャパンも開催されるのでしょうか?

もっといえば、

ベルリン・フィル&サイモン・ラトルのこのたびの震災におけるメッセージの中にあった

11月の来日公演も実現できるのでしょうか?


全ては、原発問題にかかっています。

物資も少なく、放射線問題も気になるなかで、

春休みということもあり、妻子には帰省(疎開?)してもらいましたが、

せめてもの、安らぎ・癒しである音楽・文化にも影響を及ぼしています。

1日も早いこの問題の解決を願ってやみません。