災害 | シンデレラダイエットのよっちゃん オフィシャルブログ

東北が被災した時、ちょうど妻が妊婦で、単身で被災地へサポートに行く気持ちになれなかった。
うーん、妻が妊婦だったからだけじゃないな。俺は大変なところに行く勇気がないっていうのかな、
辛い場面に対して何とも情けないくらい弱いのですよ。

20代の頃、カンボジアで博物館に行ったとき、展示していた写真を見たんだけど
想像を絶する惨殺シーンで、その後ひたすらブルーになって数日間クラクラしっ放しだったんだよな。

東北が被災した時、周囲の友人たちが、すぐに被災地にサポートへ行く様子を知り、
なんともモヤモヤしたことがある。 

そんなモヤモヤしながらも東北の友人に電話したことがある。

「俺に何か出来ることがないか?」
と聞いてみた。

「そんなに心配するな。一緒に落ち込むな。それより東京でいつも通り楽しくしていろ。
自粛なんてしないで経済を回せ。稼げ。税金しっかり納めろ。
それがお前の出来ることで俺たちにとってもありがたいことだ!」
と逆に励まされた。何か目が覚めた。

賛否両論があるかもしれないけど、俺が落ち込んだり自粛しても意味がないかなと思っている。

もちろん、自粛している人たちが持つ優しい気持ちを否定してるんじゃない。
いてもたってもいられなくて、被災地に行きサポートする人たちを素直に凄いなと思う。

それでも今回も、俺は東京で楽しくやっていこうと思う。

被災地で炊き出しの食事が得られるかどうかって人がいるのに
「今、こんなおいしいもの食べてま~す」なんてフェイスブックにアップするのは、
はばかられるな・・・って気持ちにもなったりする。
多分、こんな気持ちになるのは俺だけじゃないと思う。

でも、そんな小さな遠慮(もしくは優しさ?)がもしかしたら、負の連鎖になっちゃうのかもしれない。
 
だから、それでもいつも通り楽しくやっていこうと思う。

そんな選択肢を選んでるって言うのに少しの勇気がいるっていうのも、
なんとも情けないような話かもしれないけど、こーゆー発言をするのもアリなのかなぁと。

ちなみに俺は、母方の実家が東北で、父方の実家が九州だ。
子供の頃は、よく里帰りをして楽しい時間を過ごした。

不安だ、大変だと言う気持ちはゼロじゃない。
被災地の写真を見て心が動かないなんてことはない。

でも、大変だ不安だと連鎖させるより、こんな時だからこそ、
楽しいを連鎖するのもアリなんじゃないかなぁと思う。

そして雨風凌げる家に住み、スーパーに行けば何でも買えるこの環境を
心底ありがたいものなんだと感謝し直そうと思う。

何も行動していない俺が、そんなことを想ってんだぜって発言することが、
果たして何の意味があるのかわからないけど、
同じように思う人がいるんじゃないかなと思って書いておくね。
 
それと、
「マジでなんで自然ってこんなことが起きるんだ~。九州の人ってみんないい人だろぉ~!」
って大人になりきれない気持ちも書せてください m(__)m