小野寺暖外野手(23)が9月30日の広島戦でプロ初本塁打。力をつけてきたことをアピールしています。

育成でルーキーだった昨季は手首のけがもあって、ウエスタン44試合出場で打率・233。「毎試合、結果を出さないと…と思いながらやっていた」と凡退したら落ち込んだ気持ちを引きずってしまうことが多かった。

2年目となった今季は4月に支配下選手契約。プロの生活にも少し慣れると余裕が出てくるようになった。「気持ちの面が変わった」と話すように、気持ちの切り替えができるようになり、安定して結果を残せるようになってきました。

ウエスタンでは打率・315で首位打者、出塁率も・391で1位。4番も務めるなど、3年ぶりのファーム優勝にも貢献しました。「シーズン初めから1番を取ると挑んでいた」と数字にもこだわっていた中で『2冠』を獲得しました。

あとはこの『余裕』を1軍でも出すだけ。これが5度目の1軍ですが、残念ながらここまで定着とはなっていません。今回こそは持っている力を発揮してくれるはずです。