<ウエスタン・リーグ:阪神-オリックス>◇25日◇甲子園


今シーズン限りで引退する桑原謙太朗(35)がウエスタン・リーグ、オリックス戦のマウンドに上がった。


2-2の9回から登板し、大下誠一郎内野手(23)と対戦。力を込めて3球を投じた。最後は136キロで空振り三振。大下もフルスイングで桑原の投球に敬意を示した。


打者1人で降板すると、オリックス小林宏2軍監督(50)、平田勝男2軍監督(62)が花束を贈呈した。桑原は温かい拍手に包まれ、ファンに深く頭を下げた。