問題解決から夢の実現へ!ビジネスを成功に導く占いコンサルティングNO.1の窪川です。
こんにちは。
最近、企業の間接部門で働いている人からの独立開業の相談がきます。
独立開業の相談をされると通常、占って是非をアドバイスするのですが、間接部門でしか仕事をしたことのないの方からの相談の場合は、運勢が良くても、ほとんどの場合、すぐには開業を勧められません。
なぜなら、間接部門のキャリアは、中小企業経営でほとんど役立たない経験だからです。
業種業態によっても違いますが、概ね中小企業の仕事の80%以上は営業・販売に関する事です。
間接部門でしか仕事をした事がない方は、営業・販売がほとんど分かっていません。
分かっていないにもかかわらず、自分はビジネスが分かっているし、仕事もできると思いこんでいるから余計に始末が悪い!
実際、何人もの方を見ていますが、営業部門出身者と間接部門出身者では、成功率が全然違うのである。
私が見た範囲内では、10倍くらいの開きがあります。
では、間接部門の仕事って、一体何なのか?
アメリカで広告の神様と言われたクロード・ホプキンズは、学校卒業後、経理部門で活躍し、早々に勤めていた会社で経理部長になりました。
しかし、経理ではこれ以上の所得は望めないとの想いから、営業部門への異動を願い出たのです。
その時の心境を次のように語っています。
”経理をはじめとする間接部門の仕事は、必要な仕事だけれども利益に貢献するわけではない。だから、経営者にとっては、必要経費の仕事でしかない。
必要経費の世界から、利益に貢献する青天井の世界に行くのだ!”
この話をすると私のことを古くから知っている人は、
”窪川さんも間接部門の経験しかなくて独立したじゃないですか。”
と言われたりする。
確かにそうである。
しかし、それは、私がどれほどの辛酸を嘗めてきたか、分かっていないからそのようなことを言うのだろうと思います。
もちろん、そのせいばかりではないかもしれないが、重要な要因の一つだったのではないかと今となっては思うのであります。
独立後、どのような辛酸だったか、語ってくれと言われたら、それこそ一晩では足りないほど様々な話がある。
どの程度の辛酸だったか、と言われたら、それこそ、私がもうちょっとでも精神的に打たれ弱かったら、もうこの世にいないのではないかと思えるほどである。
精神的なものだけではなく肉体的にも虚弱体質だったら、たぶん、病院送りになっていた事だろうと思います。
間接部門でしか仕事をした事がなくて独立したい方は、早急にまずは販売関係の部署異動される事をお勧めします。
そこで、ビジネスが分かってから、計画を練って下さい。
そうでないと、余計な回り道をすることになります。