山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!
ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥
夢見た悠々自適の年金生活は、
なぜか幽遊自虐の年金生活にさま変わり‥
だがしか~し転んでもただでは起きないのが団塊育ちのいじましさ!
つかんだ節約テクニックを
余すとこなくご披露いたしましょ~ぅ
こちらからどうぞ
円の価値が大幅に下落し、4月27日には1ドル=158台に突入しました。
この円安は市場で非常な懸念を引き起こしていますが、1ドル=360円時代を知る私が「なんだ、まだ半分にもなってないじゃないか!」と、強がってみたところで詮無いこと。
ここはひとつ、生活防衛上からも市場の動きを冷静に分析してみたいと思います。
「口先介入」の効果なし!
円安のトレンドは止まらず、4月25日には1ドル=155.74円と34年ぶりの安値を更新しました。
その後も円安は加速し、27日には158円を突破しています。
この円安は、日本とアメリカの金利差が主な要因だといううことです。
日本銀行は今年3月に超緩和的な金融政策をシフトし、17年ぶりに短期の政策金利を0.1%まで引き上げ、マイナス金利政策を終了しました。
とはいえ、アメリカの政策金利は5.25~5.50%、その差は歴然です。
アメリカは2022年3月以降、インフレ抑制のために急速に金利を引き上げ、高収益を求める投資家にとってドルが魅力的になっています。
植田日銀総裁は26日の会見で、日銀が金融政策の維持を決定したことを受け「いまのところ基調的な物価上昇率に大きな影響は与えていないと判断した」と、語り政策転換はどうやらなさそうな気配です。
また財務省は、円安の原因は投機筋によるものとし、鈴木大臣は円相場が節目の水準を突破するたびに「あらゆるオプション(選択肢)を排除せずに、断固たる措置をとっていきたい」などと語り、市場に為替介入をするぞと思わせる「口先介入」で対抗してきました。
ところが実際の介入には踏み切らなかったためか、円安がじりじりと進む展開となり、現在の状況に至っています。
日銀が円買いドル売りを敢行したり、財務省が「口先介入」すれば、一時的に円高に振れることはあるでしょうが、それで旨味を占めるのは一部の投機家だけです。
私なんぞ、何の恩恵にもあずかれません。
円安で、物価が上昇し国民が困窮しても、一方で円安で潤っている企業もあるはず。
そんな企業からはそれに見合った税を徴収し、国民生活の安定財源に回す。
そんな簡単な政策が、なぜ取れないのか?
門外漢の私には、サッパリ分かりません。
ゴールデンウイーク明けの円相場、はたして如何相成ってますことやら‥‥