演奏のお仕事と著作権 | 音のメルヘンと夢

音のメルヘンと夢

作曲の日々とハープのレッスン、ドールやあみぐるみの製作のこと

カバー

 

オリジナルの音源と楽譜の製作を行っております。

 

作編曲家 RIRLET リルレです。

 

 

夏季のお休み中です。
 
今日は、演奏のことを書きたいと思います。

 

・・・というのは、YouTubeで、セレモニーのピアノ演奏を拝見したからですが、

 

私は、数年前まで、ブライダルやセレモニーの演奏のお仕事を行っていたこともありました。

 

 

音楽のお仕事をしたい人の参考になればと思いますが、演奏は、自分が人に使われるために、あるものではありません。

 

演奏でお仕事をされる前に、演奏家の人は、音楽と真摯に向き合っていると思います。

 

これを大切にできるお仕事をされるのが一番よいと思います。

 

 

 

ブライダルの演奏は、私は、オルガンではなく、ハープを弾いていました。

 

教会ではないのですが、素敵な会場で、祭壇の横にハープが置いてあり、式の時に演奏をさせていただいていました。

 

 

ブライダルは、教会式というものですが、クリスチャンの式では、ありません。

 

まず、これは、当たり前に教会式で結婚式があるというものではあるのですが、牧師様、神父様ではないので、こういったことに疑問を持ちました。

 

 

世の中には、なんでも、『仕事だから、割り切ってやる』と言われる人もいますが、それは、ブラックなのですね。

 

それをやっていくと、何にもならないのです。

 

 

ある時、大切な式の真っ最中に、ハープを奏でていますと、

 

ドカドカと大きな足音で、カメラを持った人が祭壇のすぐ横に上がって、ハープの向こうを行ったり来たりされました。

 

ハープのすぐ近くを慌てて通られたり、演奏している弦の向こうに動くものがあると、困ります。

 

 

撮影の人は、式の祭壇に、人が上がることは、ダメだと思います。

 

ビデオ撮影であれば、カメラを置いて、撮影するのがよいと思いますが、

 

式が執り行われている祭壇に、クライマックスを撮影しようと、人が出入りするのは、式という大事な場面を台無しにされてしまっています。

 

また、カメラを持って、楽器のすぐ横を移動されるのは、撮影に必死になって、横が見えていないので、危ないです。

 

 

祭壇には、式で交換をされるマリッジリングがリングピローに置かれているのですが、

 

ある時、待ち時間に、お客様のマリッジリングを、自分の指にはめたりはずしたりされて、『サイズが細いね』などとやっている聖歌隊の人たちがいました。

 

マリッジリングは、女性であれば、見てみたいのかもしれませんが、とても大切なものです。

 

 

しばらくして、異なるハープを弾くことになり、お仕事を終わりにしました。

 

 

演奏家は、演奏をしに行くだけで、いろいろなことは、言わないのですが、お仕事は、選ぶ必要があると思います。

 

 

セレモニーのお仕事もしました。

 

お葬式については、急なお仕事のため、スケジュールのこともあり、2か月程でやめました。

 

 

故人の好きだった音楽で送ってあげたいということは、理解できますが、

 

こちらは、JASRACの使用許諾を取得されていない楽曲を使用しているようです。

 

 

演奏する楽曲のコピーをメールで送付されたり、編曲をしないと弾けないこともあります。

 

市販の楽譜からの複製や編曲は、勝手にやってはいけないことなのですが、知らないようでした。

 

CDを流すことはできても、著作権ということは、また違います。

 

 

仏教のお葬式で、アヴェマリアを弾かれていることがありますが、賛美歌などは、ダメだと思います。

 

この辺りは、私は、初めに説明を受けたのですが、知らないピアニストさんもいるようです。

 

 

また、あるピアニストさんは、セレモニーの演奏で、突然、お客様から『これ弾いて』と、ピアノの上に楽譜をポンと置かれたことがあると言っていました。

 

これは、初見で演奏されたそうですが、この楽曲を演奏してよいかという音楽の利用の許諾については、別と思います。

 

 

これも、業界の見直しが必要と思いますが、演奏したり、使用できる楽曲は、初めから決めておく必要があると思います。

 

楽曲を使用するということには、注意が必要で、なんでもよいということではないので、

 

一番よいのは、生演奏であれば、P.D.を弾く、BGMを自作して弾く、即興で弾くのがよいのでしょう。

 

 

・・・と、いろいろなことがありましたが、今は、ちいさな作品展+ミニ演奏会だけを開催できたらと思います。

 

 

 

介護施設で演奏されるのは、職員の方であればよいと思います。

 

現場や介護の現実のわからないキラキラの演奏家の人が、演奏を目的に行かれるところではないと思いますが、

 

音楽で癒すとか、音楽の力ということで、終末医療の人に演奏をしに行くということは、私は、しません。

 

 

それは、音楽や演奏ということでは、どうにもならないことですが、なぜ、そこで演奏をされるのですか、ということを聞きたいです。

 

 

演奏は、その人の一番大切なことであると思うので、大切な時にちゃんとした環境で弾けるとよいと思います。

 

 

ストリートピアノでもよいですが、YouTuber のストリートピアノは、ふざけすぎで、名古屋には、来てほしくないです・・・(^^;)

 

 

栄のセントラルパークの地下街に、ピアノが設置されていた時には、どこかの音大の男性がショパンを弾いていました。

 

とても、素敵で、立ち止まって聴かせていただきました。

 

 

どこかで誰かが、音楽って素敵だな~と思う時があれば、それでよいと思います。

 

 

冠婚葬祭の演奏のお仕事は、今はやっていませんが、何かの集まりの時に、ブライダルのお仕事の方が、

 

『でも、やっぱりハープって素敵だよね』

 

と、言われていたことを、時々、思い出します。

 

 

素敵なハープであるように、ハープの世界があれば、と思います。

 

 

 

Lesson

 

 

 

ホームページ

 

TOPO LIBRO

 

Chapeau Pompo

 

 

Audiostock

 

Audiostock さんにて、ライセンス音源を販売しています。