元児童心理司のスクールカウンセラー | 心理カウンセラーのつぶやき

心理カウンセラーのつぶやき

前職では児童、女性問題等を主に担当。今は司法矯正や依存症等の心理専門職。対人援助職はさまざまな現場で臨床経験を積みながら、生きづらさを抱えた方のお手伝いができる専門職と考えています。統合的心理療法を実践。実はお笑い好きカウンセラー。

自分の考えですが…



児相や福祉事務所(子育て支援課)で、

被虐待児童の支援をやっていた、

元児童心理司や児童福祉司の、 


スクールカウンセラー

スクールソーシャルワーカー


増えてほしい。




学校で先生たちが対応に苦慮する、

子どもの多くは、

家庭での見えない背景がある。




虐待と言っても、

ネグレクトや暴言、暴力だけではない。

問題は明るみに出にくい性的虐待。




どういう態度を見せているか、

どういう症状(疾患)が出ているか、

どう対応したらよいか、

いかに関係機関と連携していくか、


子どもそれぞれ、

具体的ケースで全く異なります。




お母さんに言えずに苦しんでいる子どもは、

学校では平気な顔をしたり、

解離状態にもなる。




お母さんに言えないことを、

スクールカウンセラーは聞きだせるのか。

恐ろしいのは性虐待。




スクールカウンセラー

スクールソーシャルワーカー



虐待支援の場合、

話を聴くだけのスタンスは無意味。

それをわからない援助職が多すぎます。




まず直感。

私はそう思っています。



もちろん、



直感だけでは話にならない。

その直感を先輩などに確認する。

関わり方も知っておく必要がある。



スクールカウンセラーは、

子どもが安心して児相に行けるように、

児相がどういう場所で、

保護されたらどういう流れになるか、

話してあげることも大切。



そうしないと、



虐待親でも子どもは恋しがる。


児相に行くと捨てられ不安におちいり、

もう大丈夫と言ってしまいます。



自宅に帰るよう説得するような、

そんなアホな職員もいるでしょうから。



自宅に戻り、

地獄が待っているのです。




知識、専門書、研修も大事ですが、

虐待現場で勤務しながら、

いろいろケースを周りに相談する。



私はそうしながら学び、

学び続けて、

今の自分がいます。




単なる虐待通告だと児相は動かない。

この意味がわかる人に、



スクールカウンセラー

スクールソーシャルワーカー



なってもらいたい。