東大SPHを目指す貴方へ

東京大学 公共健康医学専攻 (SPH: 公衆衛生大学院)の入試対策法について記録しました。
東大でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている方のご参考になれば幸いです。
ご質問も歓迎いたします。


テーマ:
東大SPHを目指している皆さん、または既に東大SPHにご入学されている皆さんの中には、博士課程やポスドクで海外留学を視野に入れておられる方は多いのではないでしょうか。そして、英語の勉強法はどうすればよいか悩まれている方も多いと思われます。

私が臨床現場で働いていた頃、学生・医師・看護師・薬剤師・検査技師など、ありとあらゆる職種の人から英語の勉強法について聞かれたことがありました。

なんとも、私のような人間にアドバイスを求めてくださるの非常に光栄であります。

ですが、単に「英語が上手くなりたい」と言っても「日常会話ができるようになりたい」のと「国際学会でアメリカ人の学者と対等に会話がしたい」のとでは勉強法は変わってきます。また、日本の中学・高校で習う英語をちゃんと身に着けているか否かでもスタート地点が大きく異なり「語彙と文法」をすっとばしてよいかが変わってきます。

ただ、このブログをご覧になっている皆様はおそらく「日常会話±学術会話がしたい」とお考え、かつ「中学・高校の英語はマスター」されている方が多いと思いますので、それを前提でお話しします。

ところで、英語の四技能のうち、皆さんが最も不得意としているものはおそらく「話す」だと思います。そして、2番目に「書く」、3番目に「聴く」、4番目に「読む」と続くのではないでしょうか。2~4番目は順番が違う人もいるかもしれませんが、1番はまず「話す」だと思われます。

それもそのはず。後者2つは言葉の「インプット」ですので、受動的な学習になる分、成長しやすいのです。それに対して前者2つは、話し相手や英文を書く相手がいなければ練習する機会に恵まれない、言葉の「アウトプット」になります。

周りに外国人が多い環境にいない限り、特に「話す」に関しては皆無と言っても良いぐらい機会がないですよね。これを鍛えるためには本来的にはとっとと留学してしまうのがベストなのですが、現実的には難しいものです。ですので、まずは

長続きしそうな英語のヒアリング教材

を一つだけ入手してください。
ここで重要なことは長続きしそうなって部分です。

いくらCNNを一生懸命聴いても、時事ネタに興味がない人は三日坊主になります。
いくらTEDを一生懸命聴いても、ネタが面白くなければ続きません。


ですので、ヒアリング教材を選ぶ際には「自分が興味を持っているもの」を扱った内容のものにしてください。極端なことを言ってしまえば「子供向け番組」でもいいんです。たとえ子供向けでもネイティブの英語であれば立派な教材です。

内容よりも、継続するためのモチベーションが維持できることの方が1万倍大事なのです。

今の時代、YouTubeでNational GeographicやDiscovery Channelなど、色々な番組が見れますので、「これは面白そう」と思った題材のものをピックアップして観るのもよいと思います。にしても、なんて便利な世の中なのでしょう・・・。

あと、できるなら「英語字幕」のあるものがより効果的であることと「日本語字幕」は絶対に見てはいけないことも併せてお伝えしておきます。何度聞いても聞き取れない部分の補足をするためと、英語を脳内で和訳せずに「英語のまま」理解するためです。

私は高校時代、FRIENDSと言うアメリカのコメディドラマを使って英語を勉強しました。個人的にはこれが一番おススメです。日常会話はもちろん、英語独特の言い回し表現や語彙(スラングもですが)、英語の笑いのツボなどもこれで勉強できます。

そして、ここから先が重要なのですが、FRIENDにしてもCNNやTEDにしても他の英語のテレビ番組にしても、色々な番組やエピソードをたくさん見ることよりも

気に入った回をセリフを丸暗記するまで何度も繰り返し聴くこと

を優先してください。つまり「量よりも質」です。私はFRIENDSの気に入ったエピソードであれば、音だけ消して画面だけで観ても脳内でセリフを再生できてしまうぐらいまで観まくりました。要するに、覚えたセリフをテンプレートにして、実際の会話で使うことができるようにするのです。

こうして、中3の時にIBT換算で50点台だったTOEFLの点数が高3時には108点まで上がっています。

次に、貴方がもしも「いずれ海外留学したい」とお考えなのであれば、資金的な問題がなければ英語の上達を待ってからではなく、とっとと留学しちゃってください

「まだ英語が上手くないから留学は・・・」などと考えていては一生留学できません。

ただし、語学留学だけはやめましょう
英語習得を目的とした留学だと、現地の周りの留学生もまた非ネイティブが多く、「生きた英語」に囲まれた環境にはならないことが一つ挙げられますが、何よりも現地の日本人同士でかたまってしまったり、ストイックさのない生ぬるい環境に甘んじて結局何も学べないまま帰ることが多いんです。よほど自分に厳しくできる強い意志を持っていない限りはダレます。

言葉は悪いですが、男は薬物に走り、女は男遊びに走ってダラダラ過ごすのがオチです。

そして、妙なスラングだけ覚えて「自分は英語が上手くなった」と勘違いするのです。
実に惨めな姿です。

ですので「アメリカで臨床がしたい」でも「イギリスで疫学研究がしたい」でも「ブロードウェイでダンスがしたい」でも「美術の勉強がしたい」でも何でもいいんです。留学のための目的を持ってください。

英語「を」学びに留学するのではなく
英語「で」学びに留学すること


が重要なのです。

特にアメリカは日本以上に競争社会です。
小中高大院全てにおいてですがアメリカ式の教育は、毎日膨大な量の教科書を読まされ、レポート提出の期限に日々追われ、授業中には発言が求められ、皆の前でプレゼンさせられ、これらの総合評価をもって成績が決まる。そして一定以上の成績に満ちてない場合は(A,B,C,D,Fの5段階評価で平均評定Cを下回れば)即退学です。

「明日自分がキャンパス内に居られるかどうかも分からない」ようなサバイバルレースで生き抜くためには否が応でも英語ができないとどうしようもない。

そんなストイックな環境に身を置けば、英語なんてわざわざ勉強しなくても力がつくんです。

まとめますと、

①英語の教材は長続きするよう「自分の興味」と一致したものを選ぶ
②同じ英語を繰り返し聞いてセリフを丸覚えし「テンプレート」を作る
③ある程度上達したら、留学してどっぷり英語の世界に浸かる
④英語はツールであり、目的ではない


の4点になります。

英語を「勉強」と思っちゃダメです!
英語を「楽しむ」ことが超重要なのです!











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