先生は次々と違う場所に出掛けるのも悪くはありませんが同じ撮影地に何度も何度も出掛ける事によって

 

   『気づく力』を養う事が大切であると

 

                                        よく云われました。

 

この『気づく力を養う』事は写真だけではなく人生のすべてについて重要な意味を持っていると考えています。

 

 

今回は何度も同じ場所に出掛けるためには余り遠くなくて比較的人の少ない集中できる場所としても今回ご紹介の撮影地はお勧めできるのではないかと思います。

 

最初にご紹介するのは戦国時代から海の民として豊臣秀吉に仕えた雑賀衆の本拠地であった雑賀埼灯台は展望台としても一般に公開されています。

 

奥和歌浦とも呼ばれる風光明媚な地にあって夕日夕景の名所としても知られています。

夕日位置が南西になる12月頃が特にお勧めできる時期になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は和歌山市内から紀の川を渡って大阪府との県境に近い『休暇村 紀州加太』の宿泊棟の南端から眼下に友ヶ島を望む撮影ポイントです。

 

 

ここはすぐ横に広い駐車場もあり休暇村には食事処は勿論の事宿泊も可能なので泊りがけでゆっくり撮影も楽しめます。

 

 

 

 

 

 

ここも雑賀埼灯台と同様に西向きの撮影地で夕日夕景がお勧めですが、大潮の時の大きく潮が動く日は海の表情も更に豊かになり夕日に照らされた潮目が一層画面を引き締める効果を発揮します。

 

雑賀埼灯台でも同じことが云えるのですが、風の強いもお勧めです。

 

風が強いと撮影はしにくくなりますが、凪では見られない味のある作品が撮れる楽しみがあります。

 

 

 

 

 

最後にご紹介するのは大阪市内の人口島舞洲にある舞洲ロッジの海側に広がる大きなグランドの海沿いからの撮影です。

 

撮影ポイントは舞洲ロッジの駐車場から本館とコテージの間の道を通り赤い線に沿って徒歩約7分程度だったと記憶しています。

 

 

 

 

      撮影地からは明石海峡大橋が

                 正面の奥に見えるのですが、

 

 

    10月10日頃には                

      明石海峡大橋の中央に        

                夕日が沈みます    

 

 

それより前は大橋の中央右手に10日を過ぎると夕日の位置は日に日に中央左の方向にずれて行きます。

 

この1枚は10月16日に撮影したものですがこの時点では大橋よりかなり南に寄った淡路島の上に沈んでいます。

 

神戸空港が手前にありますが300mm程度の望遠ズームがあれば大橋の全景と夕日を入れた構図で楽に撮影できます。

 

これからの時期であれば

   夕日位置が南から北に移動して行くので

      2月末では淡路寄りに

         3月2日頃には大橋の中央に

             5日頃には明石寄りの夕日が撮影できます。

 

 

 

 

 

海遊館の裏からも以前は明石海峡大橋がはっきり見えていたのですが夢洲の造成により今では見えなくなっているのではないかと思っています。

 

 

次回は琵琶湖の竹生島を望む夕景の撮影地をご紹介します。