あなたが帰ってくる、長い旅から

 

いく通かの手紙を出し

いく通かの手紙を受け取った

異邦人として彷徨う日々を記しただけの

それだけの内容だったけれど

あなたが記せば、それは夢の世界で

 

あなたが私の元へ帰ってきて

リュックの中に見つけたノートには

狂わんばかりに愛の言葉が踊っていて

私が愛したあなたの言葉の数々は

まだ制服を着た少女に捧げられていて

 

私は泣きながらあなたを叩き出した

 

 

 

 

絵はヤマノイモの果実

 

 

 

ヤマノイモの花言葉 ・・・ 「悲しい思い出」