SNAP-ONのラチェットの中身「36枚ギアと80枚ギア」 | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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本日2回目のブログです。


今日は、SNAP-ONのラチェット、36枚ギアと80枚ギアの中身をちょっと見てみますね。


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写真左が36枚ギア・右が80枚ギアです。


現行品のSNAP-ONの小判型ヘッドラチェットは、80枚ギアになっています。

以前のモデルは36枚でした、倍以上のギア数になり、小刻みに噛合うギアの音が僕は好きです。


早速、中を見てみましょう!


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左は36枚・右が80枚

80枚ギアになったことで、中の構造は、随分と変わりました。
ギアが細かいと、弱くなるんじゃない?と思う方も多いと思いますが、36枚ギアが、クローの2枚のギアで噛合っているのに対して、

80枚ギアは、7枚かな?多くのギアで噛合うようになっています。

一つ一つのギアの山は小さくても、ギアの枚数が多い分、力も分散されるので、強度が落ちるということは無いのです。


また、クローの後ろを、ボディー本体が支えているので、強度は更に増しますね。


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角度を変えて写してみました

80枚ギアは部品の点数が増えて、組むのにちょっと面倒ですが、ギアを細かくする為には、しょうがないんですよね。


SNAP-ONの80枚ギアのラチェットの中身でした。。。