今週号のメルマガの告知です。
国際教養振興協会という団体を設立し、日本人としての基礎教養力の向上に努めて参りましたが、内なるアイデンティティと向き合うにつれ、東條家としての本分とも、もっと向き合う必要があるのではないかと感じるようになりました。
いわゆるA級戦犯とされる東條英機は私の曽祖父でありますが、その直系の長男のみが、この「英」の字を継いでおります。
私もその継承者として、時にはこの名を疎ましく思ったこともありましたが、戦後70年を迎えた今こそ、この名前がもたらした、様々な事実や経験、考えをこのメルマガを通して語ってみたいと思っております。
では、今回配信のメールマガジンの一部を公開いたします。
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【今週の目次】
1、今日の戯言 ~恐るべし!中国の対日政治工作 前編~
2、ニュースな一言 ~欧州の移民政策~
3、東條的偉人紹介 ~野国総管(のぐにそうかん)~
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1、今日の戯れ言 ~恐るべし!中国の対日政治工作 前編~
最近、引越をするにあたって、いろいろと身の回りの整理を余儀なくされているのだが、山積みの資料の中からとある小冊子が出てきた。これは、生前叔母が私に寄越した代物なのだが、かれこれ10年近く前にもらったものになる。当時は、その内容が非日常的であるがために、あまり気にも留めなかったものだが、改めて読み返してみるとなかなかに興味深いところがある。
その名も「恐るべし!中国の対日政治工作」というもので(笑)、冊子によれば、これは中央学院大学の西内雅(にしうちただし)という教授が、昭和47年(1972年)当時、香港で日本語学校を経営しており、その時、文化大革命によって大陸から脱出してきた生徒より入手したというもので、中身は
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2、ニュースな一言 ~欧州の移民政策~
個人的に最近気になることと言えば、やはり欧州の移民政策の是非だろうか。何やらドイツは積極的な受け入れを表明して、一部、EU加盟国から”ひんしゅく”を買っているが、個人的な意見で言えば、申し訳ないが止めておいた方が良いと言わざるをえない。何故なら、その決定の流れが非常に短絡的とも思える部分が少なくないからだ。
例えば、移民政策に大きく影響を与えたとされる一枚の写真がある。これは、トルコ南部ボドルムの砂浜に移民の子どもの遺体が打ち上げられたものだが、この時の写真が欧州各国に強い衝撃を与えたとされている。確かに、こうした難民問題において、小さき命が無造作に扱われることへの感情的苛立ちというものは理解できるし、それなりの支援が必要というのも確かだろう。
しかしだ。だからと言って、これが即移民政策の是非が問われる出来事かというと、その点は少々疑問符がつきかねない。何故なら、
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3、東條的偉人伝 ~野国総管(のぐにそうかん)~
今回ご紹介する偉人は、実は名前が分からない(笑)。ある意味、なんじゃ、そりゃ、という感じだが、分からないんだから仕方がない。でも、きちんと神社に祀られているということで、その祭神名は、名前が分からないだけに役職名で祀られている。その名も野国総管(のぐにそうかん)。
この野国とは地名を表し、こちら沖縄の地名で、現在でいうところの嘉手納町あたりを意味する。このため、この偉人は野国の出身の者で、総管は「尚寧王時代首里王府の進貢船(貿易船)の管理事務役」を意味する。つまり、琉球時代の野国出身の貿易事務官というわけだ。
で、この御仁がなぜ祀られているかというと、
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