の驚異の世界展」チラシ
「神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展」を観てきました。東急本店の前を通りかかったら、まだ垂れ幕がかかっていました。まだやってるんだと驚き、まだブログに書いてなかったと思い、大慌てで書いています。観に行ったのは、1月11日のことでした。
アルチンボルトを初めて観たのは、Bunkamuraザ・ミュージアムでした。あれはいつだったか? それから何度かBunkamuraで、アルチンボルト関連の展覧会がありました。いずれも「だまし絵」として捉えたものでした。
Bunkamuraザ・ミュージアムで「奇想の王国 だまし絵展」を観た!
Bunkamuraザ・ミュージアムで「だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵」を観た!
展覧会の構成は、以下の通りです。
プロローグ ルドルフ2世とプラハ
第1章 拡大される世界
第2章 収集される世界
第3章 変容する世界
エピローグ 驚異の部屋
(模型、アルチンボルトに基づく)、写真撮影可能
プロローグ ルドルフ2世とプラハ
「ハプスブルグ家、神聖ローマ帝国皇帝
ルドルフ2世の肖像」1600年頃
スコークロステル城(スウェーデン)
第1章 拡大される世界
コルトレイク美術館(ベルギー)
1575-1599年頃、コルトレイク市美術館(ベルギー)
「デンマークの天文学者ティコ・ブラーエの肖像」
1596年、スコークロステル城(スウェーデン)
第2章 収集される世界
1625年、プラハ国立美術館(チェコ共和国)
1628年、コルトレイク市美術館(ベルギー)
「陶製の花瓶に生けられた小さな花束」
1607年頃、ウィーン美術史美術館(オーストラリア)
「人生の短さの寓意(花と昆虫のいる二連画)」
1591年、リール美術館(フランス)
第3章 変容する世界
「ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像」
1591年、スコークロステル城(スウェーデン)
「秋の寓意」17世紀、個人蔵(フランス)
1588年、シャルトリューズ美術館、ドゥエ(フランス)
1595年、プラハ城美術コレクション(チェコ共和国)
「ルドルフ2世の治世の寓意」1603年、
プレモントレ修道会ストラホフ修道院
プラハ(チェコ共和国
エピローグ 驚異の部屋
「フェッランテ・インペラートの陳列室」
1599年、町田市立国際版画美術館
「天球儀」18世紀、千葉市立郷土博物館
(模型、アルチンボルトに基づく)
(模型、アルチンボルトに基づく)
「Bunkamurazaザ・ミュージアム」ホームページ
図録
編集:Bunkamuraザ・ミュージアム
発行日:2017年11月3日
発行:Bunkamuraザ・ミュージアム
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