またまた森田芳光脚本・監督の「家族ゲーム」を観た! | とんとん・にっき

またまた森田芳光脚本・監督の「家族ゲーム」を観た!

 

 

 

またまたテレビで放映していたので録画して、森田芳光脚本・監督の「家族ゲーム」を観ました。「またまた」というのは、今までも何回か観ていること、過去にブログに書いたこともありました。

森田芳光監督の「家族ゲーム」を(再び)観た!

 

つい最近、森田監督の作品「武士の家計簿」を、これもテレビで放映していたので録画して観ました。が、それ以外、森田作品は残念ながら、ほとんど観ていませんね。

 

過去の記事から

森田芳光は2011年12月20日、突然亡くなりました。C型肝炎による急性肝不全だったそうです。61歳、若すぎる死でした。森田の作品で僕が観たのは、「家族ゲーム」(198年)、「それから」(1985年)、「間宮兄弟」(2006年)の3本でした。僕の森田監督像は、良い意味では“なんでもこなす”監督であり、悪い意味では“節操がない”監督といった印象でした。「失楽園」「模倣犯」「阿修羅のごとく」「海猫」「椿三十郎」、最近では「わたし出すわ」「武士の家計簿」、等々、“ベストセラーもの”や“リメイクもの”まで、なんでもござれ、そこそこ観客を呼べる監督のようですが、初期の硬派的な作品とは次第に遠ざかって、商業映画に落ち込んでいった感があります。とは、門外漢の印象ですが。

僕が観たのは、「家族ゲーム」、「それから」、「間宮兄弟」の3本と書きましたが、ブログに書いたのはそれとは違って、「(ハル)」を観たときだけでした。

森田芳光監督の「(ハル)」を観た!

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:

高校受験を控えた中学生の子供のいる家族と、その家にやって来た家庭教師の姿を描く。本間洋平の同名の小説の映画化で、脚本、監督は「ピンクカット 太く愛して深く愛して」の森田芳光、撮影は「俺っちのウエディング」の前田米造がそれぞれ担当。

 

あらすじ:

中学三年の沼田茂之は高校受験を控えており、父の孝助、母の千賀子、兄の慎一たちまで、家中がピリピリしている。出来のいい慎一と違って、茂之は成績も悪く、今まで何人も家庭教師が来たが、誰もがすぐに辞めてしまうほどの先生泣かせの問題児でもある。そこへ、三流大学の七年生、吉本という男が新しく家庭教師として来ることになった。吉本はいつも植物図鑑を持ち歩き、海に近い沼田家に船でやって来る。最初の晩父の孝助は吉本を車の中に連れていくと、「茂之の成績を上げれば特別金を払おう」と話す。吉本は勉強ばかりか、喧嘩も教え、茂之の成績は少しずつ上がり始める。一方、慎一は、家庭教師を付けてもらい、両

親の心配を集める茂之と違って、手がかからず、それだけに寂しそうだ。茂之は幼馴染みで同級生の土屋にいつもいじめられていたが、勉強のあと、屋上で殴り方を習っていた甲斐があってか、ある日の放課後、いつものように絡んでくる土屋をやっつけることが出来た。そして、茂之の成績はどんどん上がり、ついに兄と同じAクラスの西武高校の合格ラインを越えてしまう。しかし、茂之はBクラスの神宮高校を志望校として担任に届け出る。これに両親は怒り、志望校の変更を吉本に依頼する。吉本は学校に駆けつけると、茂之を呼び出し、担任の前に連れていくと、強引に変更させる。しかし、何故、西武高校に行きたくないのか、その疑問を慎一にぶつけた。慎一は秘密ということで、茂之は土屋と同じ高校に行きたくないのだと話す。それは、小学生の頃、授業中に茂之が大便をもらしてしまったことを土屋が知っているからだと言う。バカバカしい理由に吉本と慎一は大笑いする。土屋は私立高校に行くことになり、茂之は西武高校にみごと合格し、吉本の役目は終り、お祝いをすることになった。その席で、孝肋は、最近ヤル気を失くしている慎一の大学受験のための家庭教師になって欲しいと話す。しかし、一流大学の受験生に三流大学の学生が教えられるわけはないと吉本は断った。そして、吉本は大暴れをして食事は大混乱となるのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

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