韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を観た! | とんとん・にっき
2006年06月27日 09時25分09秒

韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を観た!

テーマ:映画もいいかも
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知人から「会員制映画上映会」の招待券をいただきました。どういう「会」なのかは判りませんが、まだ観ていない映画だったので、これ幸いとばかりに有り難く使わせていただきました。映画の題名は「私の頭の中の消しゴム」、韓国映画です。この映画が去年、大ヒットしていることぐらいは知っていました。が、どんな内容の映画なのかはまったく判らず、先入観なしに観に行きました。ポスターなどから受ける印象として、たぶん、韓国映画特有の「ラブストーリー」ものだろうと思いながら。


映画が始まると、暗いプラットホームに女が一人、誰かを待っている様子。しかし、待てども待てども誰も来ない。恋に破れた女が一人、そんな感じです。それにしても、ちょっと化粧が濃いんじゃない?やっと踏ん切りがついたのか、ボストンバックを抱えて、駅を後にします。実は、このシーンの女性が、後に出てくる女性と同じ人だったということが、僕にはしばらくつながりませんでした。これは、職場上司との不倫の末に捨てられた傷心な女、ということのようでした。後で上司はヨリを戻そうとするので、やっと判ったのですが。


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この映画、導入部はそうたいして重要ではない。次の「ファミマ」のシーン、スジンとチョルスが初めて出会うシーンです。大いなる勘違い、入り口のところでスジンはチョルスの持っているコーラを飲み干してします。ファミマのカウンターに、自分が買ったコーラを忘れてしまったのに。ここにこの映画の重要な鍵が隠されているんですね。そして、この映画の最後のシーンも、このファミマが使われます。


この「私の頭の中の消しゴム」、原題は「A Moment to Remember」、つまり「君が僕を忘れても僕は君を覚えてる」というそうですが、日本のテレビドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても」を基にした韓国映画です。日本では、永作博美と緒形直人の主演で大いに話題になったようですが、僕はこのテレビドラマは観ていません。韓国ではソン・イェジンとチョン・ウソンが主人公の男女を熱演しました。その二人がどんな俳優なのか、僕はまったく知りません。がしかし、それぞれの完璧なルックスと演技力は素晴らしい!


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建設会社の社長令嬢のスジンは、建築家志望のチョルスとコンビニで運命的な出会いをし、二人はすぐに恋に落ちてしまいます。温かい家族に囲まれて育ったスジンと違い、チョルスは孤独に生きてきた男だったが、スジンの献身的な愛に結婚することを決意、二人は晴れて新婚生活を迎えます。建築士の試験にも受かり、幸せいっぱいの二人だった。しかし、スジンはある時から、物忘れがひどくなり、自分の家への道順すら忘れてしまうようになった。病院でスジンは「若年性アルツハイマー症」だと診断されます。前半のロマンチックなラブストーリーが、アルツハイマーとなってからの、失われていく記憶をつなぎとめるための二人の闘いが始まります。


「もう優しくしないでいいよ。どうせ忘れてしまうから」と涙をこらえて訴えるスジンに、「俺が全部覚えておくよ。俺が君の記憶になるから」と伝えるチョルス。壁一面に貼られたメモ、メモ、メモ。それでも彼女の記憶はこぼれていく。家族が誰なのか、自分は誰なのかさえ判らなくなっていきます。一時記憶が戻ったスジンは、置き手紙を残して家を出ます。チョルスがやっとスジンを捜し出して、椅子の肘掛けに残った「消しゴム」を見つけます。


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泣けるところはいくつも用意してあります。例えば、アルツハイマー病がわかり、バッティングセンターで話し合うシーンとか、スジンが書いた手紙をチョルスが読むシーン、そして、チョルスを覚えていないスジンにチョルスが「初めまして」というシーン、等々。描かれているのが、社長令嬢と一介の労働者という階級の違う人同士が恋に落ちる、主人公が「健忘症」から「若年性アルツハイマー」という不治の病にかかる、等々。よくあるストーリー、といえばそれまでですが、なんの予断も持たないで観た映画でしたが、思わぬ拾いもの、大いに満足しました。


映画の本筋とは関係ないですが、僕は特に、韓国の建築士(家?)制度に、興味を持ちました。ほとんど日本の場合と同じだろうとは思いますが。僕も若い頃、同じような体験をしていますので。でも、コンクリート打ちや、内装の仕事をやっている人が、そう簡単に試験を受けて建築士(家?)になれるのかどうか?

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