月の人。 | pacoの日記

pacoの日記

小さな港町
からの
ひとりごと







あのね、今日は鬱入り(not梅雨入り  ※jさんお借りしました(^^ゞ)

しそうで、ほんとに・・・



帰って来てから動けなかったわ。。



自分で、『えっ・・もしかして鬱入り??』

『この時期、毎年 こうなるな・・』などと考えれたので

まだ、ましな方かな。




身体も気持ちも疲れてて、雨も降ってたし

気圧がよく変動すると 調子が悪くなる。



まぁけど、自分で分かるだけ 大丈夫なのかな。

さっき、珈琲飲んだら 少し落ち着いた。





今日は思いもよらず、突然にー「気」のパワーを使い果たした。

それで疲れたのかもしれない。




私の知っている外国の人が話をして、

それを聞いて、我慢出来ずに結局 大泣きしてしまった。

周りにも聞いている人は居た。


後で聞くとーその人達は泣くのを我慢していて、 でも

私がすすり泣く「音」が聞こえてー

思わずもらい泣きしても~たや~~ん!って(^_^;)





話の内容は、

彼女のお父さんが 彼女の国で突然にお亡くなりになった時、

自分はその死に目に逢えなかった と。


しかも、無くなる直前の日に国際電話で話をしていて

その最中にちょっと喧嘩のようになって、プチンと電話を切ってしまった・・と。


だから、その時の後悔が今も ある と。


もう4年も前の事だけど その時のこと毎日、 忘れた事が無いー と。


その後、またお国でお父さんの母親(彼女にとっての祖母)がお亡くなりになった時も、

死に目には逢えず、

日本での仕事があった為、お葬式に出ることも出来なかったー と。




そういった話をとうとうと話し出す。

聞いていると、私 そういった後悔の念のこと

私自身も経験があって少しは分かるから 声は出さないけれど、

どうしても 涙を止める事が出来なかった。



日本語も何も出来ないうちに日本に来て

差別もあったけど生活して 頑張って語学を習得して

それに仕事にも就いて。


彼女はそんな事があった時、泣けなかったーと話した。

その、「泣けない彼女」のことを察すると、

本当にとても胸が痛くなって、私がもう泣いちゃった。


親が生きてる間に、もっと何か出来たのに、何かしてやるべきだった

そういう後悔がずっとあるーと彼女は 話した。



彼女は時間を無駄にしない、きっちりしたタイプの人だと思う。

だから余計にー その瞬間 瞬間を大切にするために、

その中で自分をとても苦しめる部分もあるんかな・・と分かった。

強い人でも、泣きたい時は泣いていいのに!と 思った。


苦しみや悲しみがそこに固まって、岩みたいになってるーと感じた。


彼女はどうしようか迷ったけど、話して少し楽になったと

言った。




そんな話を聞いて、私も自分の親に対し

生きているうちに 今の自分が出来る精一杯のこと、

本当はもっともっとするべきなのに出来ていない自分、

駄目だな・・と反省した。



彼女は、これから離れた国に居る親と一緒に過ごす時間は

とても限られているーとせつに続けた。


親の年齢の事を考えたらもう、日数にすると(凄く計算が好きな人なの)

本当に一日中べったり一緒に居られる時間は

約20日程だーとはじき出していた。


本当に親とこれから過ごせるのがたった20日だけだとすると、

どうする?!


私はそれについては、人生は数学みたいにきっちりと計算出来るものではない、と思った。

人間の時間の概念も、その人自身が決める事だから、

一概に20日きっかりの限られた時間ーという訳でもない。

計算どおりにはいかない。

20日が永遠のように感じる時間の感覚だってある、とぼんやり思った。


まぁ、それは置いておいて・・


とにかく・・


何で人って急に居なくなったりするのかな、

何で人って生きる時間が限られているのかな、

何で人って死ぬ前に言いたいこと言えなかったり

それで後悔の念を抱いて 

それでも残された人は強く生きていかなきゃいけないのかな・・

とか。

普通に生活していたらあまり思い出さないような事・・


そういうの今日は、考えこんでしまった。



だからやっぱり、今を大切に生きなきゃ・・と改めて 思った。




それに、自分もいつ死んで居なくなるか分からないので、

大切な人に言うべき事はちゃんと、

言って 話してから 逝きたい・・と

そう強く思った。


そうじゃないと・・・・・・・色々訳が分からなくなる。



もしもお互いが死に目に逢うことがなくっても、

生きてる間に充分に

分かりあえる程に、


少しでも魂が交わるくらいに

話を交わしたい。 

心が通じてたい。



上手く出来ない時もあるけれど・・

言葉で、態度で 

まじわってたい。





そう強く強く、想った。