神様と社に癒されて  元巫女・鈴 の 徒然日記-氷川神社




 いよいよ 師走の 季節になりましたね。 一年で一番 忙しい時期は 



お子さんから 大人まで それぞれでしょう。 



ご家庭では 来年の歳神様を お迎えするために 大忙しです。



 我が家には 大きな神棚があります。お社は さほど 大きくはありません。



けれど 棚の大きさは 1メートル30センチは あるでしょうか。



今年から 老齢の父に代わり 家の神棚の神事は 引き継ぎました。



若いころに 神職の勉強をし 作法を覚え 巫女時代の修行経験を



豊富なものにしてくれました。



日本人が 神棚をいかに 大切に守っているかを この年の瀬になると



感じます。 毎日の朝拝や夕拝をするのは ごく自然のことでした。



それは きっと自然神を 信仰している( 物を大切にできる 心 )が



自然に 育まれているからでしょうか。



親から子へ 子から孫へ 時は 流れる水のようです。



 ふと 辺りを見回すと 地元を 守っていらっしゃる



氏神様たちに 出会えます。



普段は 物静かな お社も 年末からお正月にかけて



とても にぎやかに なりますね。



私は 神社にご奉仕していたころ 大晦日の 一瞬の 静寂さが



好きでした。



年末年始で 忙しい店主の 方々が その静寂の中で



お参りに来られる姿を 拝見すると 過去と未来を 超越したような



ふしぎな感じでした。



 今住んでいる こちら さいたま市では 大宮氷川神社の 大湯祭



(十日町) が にぎわいを増します。



12月10日(土)にあたる 今年は 更に お参りされる方々も



大勢いらっしゃることでしょう。



昨年 一昨年と 二年続けて 夕方から 夜まで 参道を回りました。



酉の市のあるこの日 商売繁盛の 金色に光る 熊手の数々と



祝いの 手拍子 特に 夜の 幻想的な 1シーンです。



その 活気に 圧倒されます。



甘酒の 香りが プ~ンとして 寒さを忘れそう・・・



帰りには お土産の みかん飴を 手にしていました。 



皆さんの まわりに お社を 見かけられたら 



是非 訪ねられるといいでしょう 



まだ 小さなお子さんは ご家族といらしてください



神様がそっと やさしい まなざしを 注がれて



見守って くださることでしょう。



それでは 今日はこの辺で 失礼いたします。



いつも ご覧くださって ありがとうございます。 ごきげんよう


先程 ご紹介した 神社は さいたま市大宮区高鼻町1-407に鎮座


武蔵国延喜式内社・氷川神社 武蔵の国一宮 官幣大社

氷川神社・神社名

祭神・須佐之男命 稲田姫命 大己貴命

配神・倉稲魂命


隣接する大宮公園内の敷地には 動物園や 博物館もあります


但し 月曜日休館なので 気を付けてください。