二人旅のつづきです~

鬼子母神さんの御堂から上を目指します。

 

舗装された緩やかな登り坂が続きます。

唄のような声が遠くからずーっと鳴り響いています。

立ち止まって耳を澄ますと、

南無妙法蓮華経

山に響き渡る念仏を聞きながら登る。

 

 

 ポツンとお稲荷さんが立っていました。

地図にも書かれていなかったような…

瘡守稲荷大明神

疱瘡神?お稲荷さんと一緒になってお祀りされているのでしょうか。

もうお参りできそうもないけど‥

ダキニ天様の宝珠に似たものが描かれていたので、無視できず、手を合わせました。

怖さは全く感じませんでした。

 

中を覗き込むと、小さな白っぽい像がお祀りされていました。

 

荒く削られた狛狐さんが頑張っておられました。

可愛らしかったほっこり

小さな小さなお稲荷さんと大きな銀杏の木。

一度しかお参りできそうもない事をお詫びして失礼しました。

写真を見てバーチャルお参りします。

一度行ったところは忘れない。

 

 

さらに登ってゆくと、

平屋のようなちょっとした家のようなところがありました。

御朱印の案内が出ていたので声を掛けると、

とても感じのいい若いお坊さんがいらっしゃいました。

 

御朱印と御主題をお願いすると、

上に御堂があるのでお参りされるならと、

大きな鈴の付いた鍵を渡されました。

 

少し登ってゆくと…

うわ!!

御堂が見えた瞬間、声が出てしまった。

同時にぐわんっと立ち眩みがしました。

はじめての経験でした。

 

凄く古い感じの、、、、

なんだろう、ここあせる滝汗あせる

 

緊張しながら鍵を挿し込み、扉を開けた瞬間、

ブワッ!!

中に充満していたとしか表現できませんが、

とにかく凄い力の気といいますか、浴びました。ブワッと。

夫も全く同じことを言ってました。

 

 

中には巨大な黄金のお釈迦様が立っていました。

螺髪は青だった。

四天王が御守りしていました。

写真は撮りませんでした。とても撮れなかった…

 

圧倒されながら、蝋燭に火をつけてお線香をあげ、般若心経を唱えました。

私は頭の上からお釈迦様に見下ろされて、他に目がいきませんでしたが、

夫はよく見ていた。

御堂の中には千体の仏様がいらっしゃった。

 

お坊さんが帳面を持ってきてくださいました。

こんな山の中に…驚いたでしょう?にやりニヤリ

これからどちらへ?と聞かれたので、

上まで登りますと言うと、

とても嬉しそうなお顔でお気をつけてと見送ってくださいました。

 

私は千体仏に気付かなかったので、お坊さんが帰ってから、

また御堂を覗き込んでみました目

見えました。

沢山の小さな仏様。

毘沙門天さんもラブラブ

 

御堂の向かいには古い古いお墓もびっしりと並んでいましたおーっ!

振り返って撮ったら濃ゆい緑。

 

丈六堂

写真の下が切れちゃっててスミマセンガーン

こんな所でしたお願い

ああ、本当に登ってきてよかった。

お釈迦様に呼んでいただけたんだぃベル ららら♪

 

 

つづく…

 

 

フォローしてね…