港区赤坂「とんかつ 水野」 | 1000円以内!東京とんかつ食べ歩き

1000円以内!東京とんかつ食べ歩き

とんかつは安くなけりゃあ、とんかつじゃない!!
東京都内の旨くて千円以内で食べられるとんかつ屋の食べ歩きルポ。
名店といわれる店から、街角に埋もれた庶民派の店までくまなく食べ歩きます。
とんかつを愛するが故、時には容赦無く斬り捨てゴメン!VIVAとんかつ!

新年あけましておめでとうございます。

昨年はとんかつ界にとっては逆風の年でした。そう、消費税増税です。
5%から8%へと、たった3%の増税ですが、これを期に1000円以下だったとんかつ定食を、1000円台への値上げに踏み切ったお店がかなりあったようです。

東京都内の1000円以下で食べられるとんかつ屋を紹介する当ブログも存亡の危機に……。


さて、気を取り直して新年一発目もお店を紹介したいと思います。場所は赤坂。テレビ局があったり、赤坂サカスがあったりと、近年は観光スポットもいくつかできましたが、いまいち観光地なのか飲食店街なのかビジネス街なのか、どっちつかずの赤坂です。

そんな赤坂のお店の名前は「とんかつ 水野」。5年前に記事でとりあげた赤坂一丁目のお店が移転してきました。とんかつのお値段も当時と変わらず!しかも税込なので、実質値下げです。素晴らしい!






入口の自動券売機で食券を購入。つい最近まで食券ではありませんでしが、価格維持のためにこうした効率化はやむを得ないのでしょう。
「ロースカツ(松)」定食893円の食券を購入。


移転したからそんなに時間もたってないためか、前の店舗とうってかわって非常に清潔です。さらにガラス越しにオープンな調理場も覗けます。意外ととんかつ屋って、キッチン見えないんですよね。まぁ、見るのはモノ好きだけですけど……。


さて、出てきたのはこちら。




揚げ油の香ばしい香り、しっかり中の豚肉とコロモがくっついた断面、いい感じですね。ただ、じゃっかん揚げすぎの気もします。以前もおなじような揚げだったので、この店のスタイルなのでしょうね。

さっそく何もつけずに一口。うん、さっくりしてるし、肉もやわらかい。若干衣があぶらっこいですが、このあたりは好みの差かもしれません。その分、口の中でジューシーな脂が広がります。

キャベツ、ごはんもお代わり自由。テーブルの上には取り放題の沢庵と福神漬もあります。また、とんかつ以外にもカツカレー、カツ丼、メンチカツ、コロッケ、エビフライなどもあり、飽きの来ない日常使いの店としていいともいます。

余談ですが、とんかつ専門店って、意外とカツ丼やカツカレー追いてなかったりするんですよね。やはりサクサクを一番味わってほしいからとんかつしか置かないのでしょうか。


コストパフォーマンス  ★★★★☆
■味      ★★★☆☆
■庶民度    ★★★☆☆
■豚数    75豚
■一言コメント 「出前もあるよ」
※ロースかつ定食893円(松)、(竹)1,050円、(梅)1260円、ヒレカツ定食(三つ)893円、同(五つ)1,260円
◆ 場所:東京都港区赤坂2-7-5 赤坂ブライドビルル2F