1960年『下女』のリメイクとのことだが、そんなに共通点はないよな。
たしかに、とある家庭に召使つーかお手伝いさんがやってくる、って話だけど、それだけかな。
『下女』は中流家庭で、なおかつ、下女がもともと性悪で旦那を誘ってセクスして妊娠。
一方、『ハウスメイド』は上流階級で、旦那の方から浮気する気マンマンでセクスする。
しかも、妻は双子を身ごもっていて、セクスするとき奥を突くと痛がって思いきりセクスできない欲求不満をぶつけているだけ。
家族構成も異なる。
『下女』は夫婦と足の悪い姉と生意気な弟。そんでこの子供らは下女をひどく嫌っていた。
『ハウスメイド』は夫婦と娘。そんでメイド長というか、長く仕えている「女史」おばさんが一人。さらに嫁の母親が別宅にいる。
で、この嫁の母親が嫌な奴なのだが、顔が若すぎる。でもこれは逆に韓国っぽい。整形大国なので、娘と母の見た目が近いのだろう。皮肉がきいてますね。
あと、『下女』のときは「女がタバコなんて吸うな」って言ってたけど、ハウスメイドではみんなバカスカ吸ってて笑いますww
あと、妊婦がワイン飲んでイイのかね?ダメだろう。
『パラサイト』の監督が『下女』に影響を受けたってらしいけど、どちらかと言うと『ハウスメイド』の方の影響が強いでしょう。
特に、上流階級の描き方は参考にしてると思う。
つまり、お金持ちだからって幸せとは限らないって点でね。あとは、あんまり金持ちを類型的な意地悪にしないことも、逆説的に参考にしたんではないかな。
主演のメイドがいとうあさこに似てるのはどうでしょうかwwあと露骨な偽乳にも嫌悪します。
むしろ嫁は美人ですな、離れ目で。
あと実は私、妊婦好きなんですよ。
これは性欲とはあんま関係なくて、妊婦さんがヒョコヒョコと一生懸命歩いてるの見ると、すごくキュンとくるんです。
おそらくこれはマンガ『自虐の詩』の影響ですけどね。幸江が一生懸命階段上るシーンで嗚咽がこみあげてくるように調教されてますからねwwwww
女史が微妙にメイドを応援してるんですよね。そこがまたいいですね。いわばつかわれる立場で応援してるんですね。
でもメイドが明らかに追い詰められてるのに一向に家を出て行かないのはオカシイ。
そもそも夫と不貞犯して、それを嫁にバレた時点で罪悪感で立ち去れよ。その時点でこのメイドも厚かましいんですよね。