映画を観てると、「嫌な奴」っていますよね。

あと「嫌いな奴」も出てくる。

 

私は、そういう奴らが出てくると、かなりイラつきます。

我慢して観ますけどね。

たとえば、これって単純に「悪い奴」ってわけではないんですよ。

そういう奴らって最後にはヒーローに倒されてカタルシス得られるわけなんですけど、別に嫌いってワケではない、必ずしも。

むしろ、ヒーロー側にムカつく奴がいたりしますよね。

 

私の個人的な「嫌いな奴」をあげていく。

 

①貴族・金持ち

ま、映画では露悪的に、嫌な人物にされやすいんですけどね。とにかく、召使とか使用人に偉そうな態度をとるのが許せない。てめえら、自分で働かずに先祖の土地転がしで食ってるだけだろうが。その点、ヴィスコンティは自身が本物の貴族なので、貴族の愚かさも描きつつ、それが露悪的ではなくある意味で純真な「世間知らず」として描いててスゴイ。でも、『イノセント』のあいつは嫌いですけどね、傲慢で。

 

②調子に乗ったガキ

私はね、10代のガキが嫌いですね。自分が世界の中心でいるかのような傲慢さは殺したくなる。不良ぶってるやつとかね。現実でも嫌いなんだから映画の中でも当然嫌いですわ。あと、どんな小さい子供でも万引きする奴は手足切断すればいいと思ってる。『シティ・オブ・ゴッド』のガキどもも嫌い、ぶち殺したい。貧困とか関係ない。

 

③ナチス

ま、これもね、ボコボコに虐殺しても誰からも文句が出ない唯一の敵役ですからね。こいつらは「自分たちが一番偉い」という傲慢が我慢できん。殺す。別にユダヤ人を殺すことには特に何にも思いません。私もユダは嫌いです。

 

④女たらし

これはムカつく。フランス映画観てるとコレばっかり出てくる。ようは、不倫とか浮気が嫌なんですよね。それも、息を吸うように浮気する奴は大嫌い。殺す。別に一途な愛が好きなわけでもないんだけど、結局これも「自分が世界の中心」と思ってる男がムカつくんだと思う。