2020年1月6日(月)
お正月はいかがお過ごしでしたか。十分お休みが取れましたか。
今日から仕事はじめの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、昨年末からブログを更新する心のゆとりが無いまま今になりました。
お正月に、母が100歳の誕生日を迎え入院先の病棟でお祝いをしました。
母は、無事に100歳が迎えられるか心配な状態で「頑張れ!後、1週間よ」と日にちを数える毎日でした、
「100までは、生きたい」の母本人の望みが叶い、本当に良かった!
母は私に、人が生きることを教えてくれます。
今、私は親を支える世代。でもいつかは支えられる世代になります。
その時をどう迎えられるかまだ分かりません。
介護を通して母と向き合う生活がスタートしてから約2年。
認知症と診断
直前の記憶が残らない為、何度も同じことを聞いたりします。
日にち、場所が分からなくなり、身近な夫や子どもが分からなくなります。
帰りたい家は自分が生まれた実家であり、お父さんお母さんに会いに行きたいと思ってます。
でも、全部が分からなくなるのではなく、脳の中の一部分だけが機能しなくなったと思わせます。
感情はしっかり残っています。
「ありがとう。寒いから気をつけてね」と病院の面会から帰る人をいたわります。
人生の終盤は、その人が今までどう生きてきたが出てきます。
そのためには、介護者はその方の歩んできた歴史を知っていることは大切です。
どうしてそのようなことを言うかや行動をするのかを理解やしやすいからです。
症状のでかた、人それぞれ違うと思いますが。
認知症について事前に学んでいたことがとても役に立っています。
それでも、家族介護の大変さを実感しました。
介護保険の導入は、相談できるシステムができたことが最大のメリットです。私はそう思えます。
ケアマネージャーさんに話を聞いてもらい助けられます。サービスの手配がスムーズに行われました。
ヘルパーさん、訪問看護師さん、訪問医療、福祉用具の利用で助けられました。
デイサービス、小規模多機能型、老人健康施設と施設の利用は介護者の生き抜きにもなります。
最後に。
「ユーモワを忘れずに」の言葉をモットーとして介護をしています。
今年もどうぞよろしくお願いいたしまします。