LIAR GAME


1巻


いかなる手段を使ってもかまいません
対戦相手からマネーを奪ってください
詐欺のことは詐欺師にきくのがてっとり早いんだけどねえ
お互いを信じれなくなったらそれはもう他人と一緒だからね


まあ金は人間を変えるからね
おれはそういう人間をいやというほどみてきた


詐欺師の常とう手段の一つでね
相手を異常な心理状態にしてだませってのがある
どんなに冷静で用心深い人間も一度異常な心理状態にさせられると
意外にもろいもんなんだよ


ははは、馬鹿なそんなことできるわけがない!!
→それができるんだな、、簡単に


まさに絵にかいたような認知的不協和状態
→自分と周囲の環境に不協和が生じていると不安を感じる
そしてその不安を周囲と同調させることで解消させる


だからひとつ約束してください

人間なんて信用できないなんて悲しいこといわないでください
無視することだ、法的にいってもこの手紙のいってることはナンセンス
これ以上かかわるな


2巻


このゲームに勝つのは運がいいものではない
時間を制したものこそがこのゲームの真の勝者になるのです
心配するなお前は負けない
このゲームには必勝法がある


この場はおれの想像する最悪のシナリオで動いてる可能性が高い
つまりこのゲームどちらが少数派になるかは
私が決めてたってこと
わたしがこのゲームの支配者だったのよーー
だからあんたらはいつまでたってもだまされる側なのよーー
だまっときゃいいのに、あんたベラベラと自分でばらすから


無理にとはいわないが、そうなったら当然警察沙汰になるぜ
ずるいことをしていっときいい思いしたって
必ずしっぺ返しがくる
でも真面目に正直に生きてれば必ず幸せになれるんだからね


3巻


やはり来てくれましたか、やさしいあなたはきっと来てくれるって
思ってましたよ
ゲームがはじまるとわかります
「思いもよらぬものが高く売れるんです」
あんたはね、私を勝ち上がらせるための生贄だったのよ


はっはっはっこれはライアーゲーム
自覚しろ、お前ら、、状況は劇的に変わったんだ


いまやこのゲームの支配者はかんざきなお
てめーらを生かすも殺すも俺らの胸三寸ってわけだ
うそつきの側に回りたいという欲望にうちかって
正直ものでいられるかを試されてるゲームだと思うんです


4巻


人は疑うべきだよ、
多くの人は誤解しているけれど人を疑う
とはつまり人間を知ろうという行為なんだ


「信じる」その行為は紛れもなく高尚な事だ、しかしね
多くの人間が「信じる」の名の下にやってる行為は
実は他人を知る事の放棄 


それは決して他人を信じることではなく「無関心」
無関心こそ疑うより、はるかに忌々しい行為であることに多くの
人間は気づいていない
一番たちが悪いのは
「いい事をしていると思い込んでる結果人を騙している
人間の多いこと」
、、
そいつらは自分のせいで相手がどれだけ苦しむかを想像すること
から逃げている


「完璧な思考停止」「究極の無関心状態」
疑うことは「悪」ではない、本当の「悪」は他人に無関心になることなんだ


このフクナガというプレイヤーは頭もきれるし、腕っぷしも強い
それに何より、、非情です


キタムラという男、ウラをかいた、なんていってますが
そんなの詭弁


結局は保身に徹しただけの単なる臆病者
人間とは所詮チキン、欲望や自己保身に打ち克てない生き物
人間ってのはね、シナリオがあればいくらでも演技できるけど
予想外の出来事に対してはどうしても素で反応してしまう


私は完璧だった
ぎりぎりまで神経を研ぎ澄まし一分のスキだってみせなかった
でもあのヨコヤって男あっさりとこういったわ「透視した」と。

ところがさ~~オレ気づいちゃったんだよ


人間ってのは二種類しかない
支配する人間と支配される人間だ
評価のポイントはその脂肪のつき具合が
フットチェアーとして気持ちよかったって事だな


6巻


トラウマっていうのは怖いね、あの顔みた瞬間にぶるっちまったよ


ネズミはいいですよ、支配される側の卑屈さを体一杯にあらわしている
支配者であることの楽しさを実感できますよ


ヨコヤってやつはね、支配欲がはんぱない上に
情けってものがまったくない


自覚しろ、浮かれている場合じゃあないんだ
俺たちは以前として負けているんだ
働き続ければ、たんまりカネが得られるし また会社員で
あることで一定の社会的信用も保てる
多くの欲求 欲望が満たされることでつながってる支配関係だ


欲望による支配に比べ
恐怖による支配は頑強だ

なぜなら欲望の度合いは個人によってまちまちだが
恐怖ってのは誰もが等しく抱く感覚だからな




僕はヒトラーのような負け犬にはなりませんよ
必ずや完全無欠の支配者になる
人生でもライアーゲームでもだ
みなさーんちょっと聞いてくださーい
このゲーム、、必勝法あります


彼女がただの間抜けならいいんですが
ときにミラクルを起こしゲームをひっくり返すから
たちが悪い


見事なまでの人心掌握術
あまりの見事さに私は恐怖すら覚えました
ふん、見苦しい何をいうのかと思えばハッタリか
→いや、、ゆるぎない事実だ
というわけでここはみんなで力をあわせて

確実に勝ちあがりを決めちゃいましょー
この次に繰り出されるアキヤマの一手こそ
まさに必勝の策です



10巻


抜ける、俺たちはもう誰とも組まない
誰とも接触しないし誰ともかかわらない
誰も信用できないからな
だからお前らは勝手にやってくれ
おれたちはここで高みの見物を決め込むよ


私絶対このゲーム負けたくないです
打算で生きることが利口だ
なんて、そんなヨコヤさんの言い分絶対認めたくないんです
そういうことです
アカギさんは何のメリットもないことを
やったから私たちに信用されたんです

逆にいえば、人は打算で動いたとき人に疑われるんです


こんなのは作戦とはよばない
ただのやけっぱち自爆行為です
この「後ろめたい」という気持ちが大事なのです
人間は負い目があると借りを返す形ですっきりしたい
という心理が働きます
これを「偏報性の心理」とよびます


そもそもどうしてフクナガさんほどのこずるい人が負けちゃったですか?
このゲームはおそらく体力勝負のゲームじゃない
戦略のゲーム、、と見たよ


11巻


私は予選で戦ったからわかる
OL ショートボブ ポニーテール
あいつら間違いなく信者だな
これはライアーゲーム
馬鹿と間抜けは死ぬゲームなんだよ


12巻


下手にでるとみせかけてヨコヤは裏切りの布石をしっかり打っていたんでしょうね
一刻も早くガヤ連合を壊滅させる事です
そのためにはガヤ連合を仕切ってるのが誰か?を突き止めることが第一
あの人たちにとって私も悪魔に見えてるんだろうか?


とにかく目先の小さなピンチに落ち込んでいちゃダメです
この状況をプラスに考えるんです
まだまだ逆転の余地はいくらでもあるんですから
悲しいことに人間のすべてに悪魔のDNAが刻まれているから
私たちに流れる悪魔の血が無関心にさせるのよ


13巻


えっ、俺たちにチャンス?
→俺の読みが正しければ ヤツの寝返りで戦況は再び一変する
ふふふ、そうでしょうか?見てくださいヨコヤの顔
何か次の手をたくらんでる顔ですよ


あなた全然わかってない

この世の中ダメ人間がいくら団結したって力なんて発揮できない
それが真理 選ばれたもののみが世の中を動かせる
凡人 ダメ人間はいくら束になっても 何もできやしない
とんでもない


常識的にみえるのはヨコヤの話術が巧みだからです
実はこれ圧倒的なまでにヨコヤ優位の条件掲示ですよ
ヨコヤにとって優れた支配者とは何もかも手にいれたものの
事ではないんです


脅威であり続けること、、つまり人々に恐れられるものこそ
もっとも優れた支配者なのです
彼は一介の占い師から長い年月をかけ巨大なカルト教団の
トップにのしあがった
だからよく分かっているのです


結局人間というものは理性よりも感情や心を動かしたほうが勝ちだと、、
実際そうやってあれだけの信者を集めたのですから
彼はね、信者獲得のためにしばしば

「コールドリーディング」という手法を用います
ふぉルリさん、あなたの背後に何か暗い影がみえますよ
あなたの親、、病気の影、、ですか、、これは?
→あ、すごい父は糖尿病なんです
→ほらだまされた、、これがコールドリーディングです
彼は「究極の選択」といっただけ別に自殺の意志を見抜いたわけじゃありません
そもそも悩み事を持つ人間はみな究極の選択をしてるわけでしょう


就職、退職、結婚、離婚、それらは当事者にとってはみな究極の選択です
状況を考えろ、、われわれは死ぬ寸前なんだぞ
敗北したとき、お前はその責任を終えるのか


14巻


誤解するな 俺はお前のことをきにかけてるからここにいるんじゃない
単純にゲームを続けたいからここにいるんだ
そして協力者をえる手段として
「共通の敵を作る」という方法があります
仮想敵をつくり、思想をひとつにする
やり方は政治でも使われる手法ですね


じゃないと事務局の思う壷、私たちは全員沈みますよ
はーっはっはっやれるものか、、カンザキナオ、、できない!断言する!
人間というものはそれができないからいつの時代もおろかな失敗を繰り返すのだよ


気のせいだろうか、そのとき私は一瞬木村さんの微笑みの中に
とてつもなく冷たいものを感じたのだった
わたしを騙して自分の3位以上を確定させたんだわ!!
くやしい
→と以前の私なら思っていただろう
でも今の私は違う
こうなることは実はまったく想定内だった


それがキムラの罠 そのはったりがあとあと効いてくる フフフフ
私は長年の修行により、普通の人より
強い気を身につけている 今までもこの力でしばしば電化製品の
誤作動を起こしたこともあった
まさかよりによってこの場面で出てしまうとは、、。


15巻


どうだろう、「気が絶対にタブレットに届かないように」
ハリモトには会場の端のトイレに閉じこもってもらう、、ってのは
違う、、全部ただの憶測よ
→憶測じゃない!おまえらのイカサマフォーメーションを完璧に見破ったから
逆にそれを利用することで俺は商品Bを落札できたんじゃないか
そんなことわからんが、負けたとしても
仕方なかろう


これはゲーム 負けたとすれば彼に神のご加護が無かったという事
、、つまりは彼が悪魔の血を継ぐものということだ
それもこれも私らに疑念を抱いていたからだろ


我々はあなたたちを全面的に信頼してそちらの申し出を受けたのに
まさかそんな目でみられていたとはね
ああ、だがこのゲームはそんなゲームじゃない
本質はもっと別のところにある


16巻


ふふ、我々の勝利は決定的、、あとは「圧倒的勝利」目指すのみ
でもひとつ魅力的なのは あいつは今瀕死の状態って事、
そこを突けば あいつを食い物にできる!!
まさに負の連鎖、、連中は今まさにがんじがらめの負の鎖に
縛られているのよ


まったく、意味がわかんない
これって私たちにとってはまずい状況なんですか、、、。
→まずいなんてもんじゃない、、最悪よ


小田霧響子の嘘


1巻


すげーやっぱ本物だね
ああ、殺伐とした現代に光臨した女神だな
額のルビーに指をあて「見えました」というのが決めポーズ


痴漢事件をでっちあがればまさか女性が疑われることなんてないわよね
ふん、聞いてみれば全部あなたの憶測にすぎないじゃないの
あなたの頭の中で勝手に作られたストーリーで
犯人扱いされてたまったもんじゃないわ


ろくでもない輩ってやつは得てして
気持ちが弱くなってるときを狙い済まして
近づくものなのよ


世の中には「正しい」「正しくない」とか
「勝ち負け」じゃくくれないものがあっても
いいと思いませんか
くくく、ハーバード大を首席で卒業する頭脳はあっても
競馬にはまったくいかせないんだなぁ


2巻


この日はね マスターに筑前煮の極意教えてもらったの
ご主人の筑前煮絶品なんだから


だから私みたいな老いぼれからでも少しでも何かを学んで
少しでも本物に近づこうと必死なんだろうね
いた、、あのトレードマークのヘッドバンド
間違いないわ
→ただの金持ちのおばさんじゃないですか
人違いにもほどがありますよ


話せばわかるはずなんだ
話せば、、やっぱりオレがいいって
→どーゆー自信だよ
→根拠のない自信もストーカーの専売特許だから
田町はいつも自分を強気にみせてるけど
ホントは自分に自信のもてない人間なのよ
足りない自分をブランドアクセサリーで武装し
必死でステータスをあげようとしてるの


もうこれ以上、変な憶測で学園内をうろつくの
やめてもらえませんか
あなたのせいであるはずのないイジメがあるように思われたら
学園のイメージダウンですから


3巻


あなたたち?この車に乗ってたの?
番組収録でこの高速走ってたらすさまじく邪悪なオーラを発している
車がいたからね


この程度の事件霊視するほどのものじゃあありません
マネージャーの私で十分です


素晴らしいプレイヤーって素晴らしいファンも育てるものね
それほどの頭脳があれば霊能力などなくてもいくらでも事件など解決できる、、そう思えるほどにね

4巻


オーラが健全であればわたしのようにいつまでも健康で若々しくいられます
みなさん私が一体何歳にみえますか?
→60歳ぐらいですか
→ふふ、実は私こうみえて今年で80なんです
(嘘ですよ、刑事の話ではサエキシズコは今年で59歳ですから)


十五万、それでオーラがよくなるなら、、安いよ、、これ
こういうのに引っかかる人って何かしら悩みを抱えてる人たち
つまりとっても心が弱ってる人たちなのね
もしあそこで自分が騙されてると知ったら
「自分は本当にだめな人間だ」と必要以上にせめたり、「もう誰も信用できない」と人間不信に
陥ったりするの
嘘よ、そんなのオーラでもなんでもない、ただの滲みよ


あんな馬鹿?この世に金の誘惑に勝てる人なんていない
何千、何万という人間を見てきた私だから断言できる
これはゆるぎない真実よ


人はほかの人と接することで
理解しあえる能力がそなわってる生き物なの
語り合って、触れ合って、見つめあって
笑ったり泣いたり怒ったりうろたえたり、時には傷つくこともあるかもしれないけど
そうやって人はわかりあっていくもの


5巻


加えてできあがりに10日かかるなんてまるでクーリングオフ逃れのようなやり方
恋におぼれてる人間ってまわりの助言など何も耳に届かないものよ
とことんだまされるといいわ それも人生勉強よ
うまい、巧妙に事実をすり替えてる
この女 本当に 詐欺やりたおしてるわね
いつの間にか「細木の勘違い」が確定してる


恋するとね 人はその相手を過剰に信用しようとする
→そういう純粋で幼気な心に 詐欺師はつけこむの
漫画家といえども何も見ずにカメレオン書くのは難しいんだよ


あーいうのは「餌やり好き」って言うのよ
動物好きとは違うわ
めんどくさいこと全部ひっくるめて初めて動物の世話でしょ
一番ラクな餌やりだけで「動物愛護だ」なんてちゃんちゃらおかしいわ


6巻


突き止めたついに下着ドロボーの手がかりつかんだわよ
計画の目的を彼にはまったく伝えなかったってのもあるけど、
基本矢内は私の言うことならなんでもきくんです
あの人、多分私のこと好きなのよ、
私、それわかってたから彼に頼んだの


わが校は創立してまだ20年たいへん若い学校です
伝統のない学校ですがしかし伝統校では決して出来ない
大胆で斬新なカリキュラムが自慢です
犯人はあなたですね、、
→ちょっと待ってちょっと待って~~ききたいこと
が山ほどあるんだけど~~
自分より上の者を妬み、
下のものをあざ笑う
ここは完全な階級社会
不信と嘲笑と妬みと憎しみが渦巻く世界です


7巻


運をあげませんか
運をあげれば人生が変わりますよ
私たちは運を向上させるノウハウを持っています
名づけてFUT、このトレーニングをうければ一年で
あなたの運は今の私くらいのレベルになります


あなたがもし「ハイリスクハイリターンが好き」と
答えたとしても 男は 別の質問をして
結局あなたはローリスク側を選ばされていたわ


「マジシャンズチョイス」って言ってね
手品師がよく使う騙しのテクニックなのよ
まとめます、、運分量を増やす方法は二つ
他人の喜ぶことをする
我慢できる不幸は進んでひきうける

あくまで響子さんのメッセージをより確かに理解して
もらうためのトリック
いわば演出です
演出が過剰すぎる
というならその非難は甘んじて受け入れましょう
しかし、、騙しているという言われ方は心外だ
2週間前の朝刊にトザンオールスターズが
一面使ってツアーの広告打ったんですけど
その文字に間違いありません