こちらの日別検索エンジン利用者統計 を見ていて感じた事を一言で表現すると、こうなります。
「検索エンジン国内シェアを減らし続けるYahoo、検索エンジン国内シェアを増やし続けるGoogle」。
2010年5月だと大体、検索エンジン国内シェアはGoogleが40%台、ヤフーは50%という事になります。
実際、現実の検索エンジン国内シェアもそれくらいで推移しているのではないかとトンちゃんは感じております。
検索エンジン国内シェアを、長期のトレンドで見ると、過去にYahooは検索エンジン国内シェアが80%~90%くらいあったわけですが、減らし続けて今や50%台です。
一方、Googleの場合は過去の検索エンジン市場の国内シェアは10%くらいだった時代からシェアをドンドン伸ばして今や40%台に突入しているわけです。
東京で電車に乗っていると、Googleの広告を毎日目にしますし、アメブロ等では積極的に広告を出して「知ってもらい、使ってもらう努力」をしてますから、「国内検索エンジンシェアが上がって来るのは当然かな」とは思います。
実際Googleは、検索エンジンの性能では断トツというか、ブッチギリの1位ですから「知ってもらい」さえすれば継続的にユーザーに利用してもらえる確率も高いので、国内検索シェア40%台は必然の果実だと思います。
日本の場合は「SEO対策=Yahoo対策とGoogle対策」の状態になってますので、Yahoo対策だけに拘る必要は無いと思います。
YahooのSEO対策だけに拘るのは、もう時代遅れだと感じております。
たまーにで結構ですから、国内の検索エンジン市場シェアは見ておいたほうが良いです。
「Yahooで上位表示した割に、検索ユーザーが来ないな」と思ったら、「そのキーワードでの検索シェアがYahooからGoogleに移っているのかもしれない」と疑いましょう。
で、おそらくその通りなのです。
By SEOコンサルタント トンちゃん
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