こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
先ほどまで少し晴れ間がありましたが、また雲ってきました。
連休中は良いお天気になりそうで、気持ち良く過ごせそうです。
さて、三年に一度の瀬戸芸沙弥島の春会期の記事の続きです。
なるべく「後篇」で終わりにして次の記事へ行きたい(女木島などが残っている・・・)ので、言葉を少なく、画像多めで書くことにします。
旧沙弥小中学校
もう少しお花の名前なんかに詳しかったら、この花の名前も変わるのでしょうけれど、全くわかりません。
しかし、この時期の沙弥島には、この花がとてもきれいに咲いていました。
西の浜から島の中へ入って行きます。
旧沙弥小、中学校の建物が会場になっています。
ここは前回も会場だったので、すっかり瀬戸芸沙弥島の会場という印象です
作品No. 136 Las Islasーしま・しまー 中山玲佳
Artwork No. 136 Las Islas -Shima/Shima- Reika Nakayama
小学生と描いたのだろうな、という絵でしたが、またこの後どこかに飾ってあると良いのだけれど。
入口でスリッパに履き替えます。
全自動スリッパ履き替えマシン、なんていうのはなくて、スタッフの方が並べたり片付けたりされていました。
こういうところも僕はなかなか好きなところです。
受付の前で行列、と思ったらカフェの列でした。
ほっとミカンジュースは売り切れていたようで、ちょっとした休憩スポットになっていたようです。
カメラは大丈夫ですか、と尋ねると、全て大丈夫とのこと。
黒いカーテンの向こうの部屋に何かあります。
本当はもっと暗くて、僕は目が悪いので、何だかよく見えなかったのですが、カメラが代わりに見てくれていました。
「神戸芸術工芸大学」の皆さんが制作された作品が集まっているようです。
三年前の2013年もこちらの大学だったので、行ったことも聞いたこともないのですが、何となく親しみも湧いてきます。
遠いところからご苦労さんです。
とても良い天気だったのですが、足元がじゃらじゃらと少し湿気ています。
スリッパをはいているのですが、再び履き替えてください、という意味かと思います。
お風呂場に足を濡らさずに入りたい時に使うお風呂スリッパ。
作品No. 135 ハレの日、金時への道 かわいひろゆき
Artwork No. 135 Fine Day, Road to Kintoki Hiroyuki Kawai
「せんせー!かわいくんが、しおをこぼしちゃってます!」と思わず言いたくなってしまいますが、アート作品です。
坂出塩まつりみたいなイベントで、滑り台というのを見聞きしますが、実際に塩に囲まれるのは初めてです。
雪とも砂とも違って、ただただ転ばないように進みます。
瓶に近づくと、金時ニンジンがピクルスになっているようで、これも小学生が種から撒いて収穫し、漬けているところなのだそうです。
彼らには、「これを開けて食べる楽しみ」が残っていますね。
次も「こぼしちゃった?」という感じの作品でした。
作品No. 135 空飛ぶ赤いボタン 戸矢崎満雄
Artwork No. 135 Flying Red Button Mitsuo Toyazaki
赤いハートは全て空中に浮かぶ赤いボタンです。
係の方によると4千個!だとか。
下には、1万くらいはありそうなボタンがぎっしり。
まあ、浮かんでいるようには見えますが、近づいてみると、一つ一つは細かい糸で吊るされていまして、もし絡まると、作家さんが再度修正しなければいけないのだとか。
ドアが両端にありますが、風が吹いて揺れると、ああ、これがボタン4千個の揺らめき!と思いました。
最後の部屋はこちらでした。
作品No. 135 赤いネジ しりあがり寿
Artwork No. 135 Red Screw Siriagari Kotobuki
僕はこの方はスピリッツとかの漫画家のイメージなのですが、大学の先生もされているようです。
そして、今回はじめて「寿」が「ことぶき」であることをしりました。
赤いのがくるくる回っているのですが、遠慮なく言えば、ああ、そうですか、という感じです。
二つ目の浜辺、ナカンダ浜とオソゴエの浜
再び外に出ると、「ナカンダ浜」という浜辺が広がっています。
こちらは瀬戸大橋が見える方向になるので、皆さん今度は瀬戸大橋をバックに、写真を撮っています。
何かドアのサッシのようなものがあるので、見てみます。
どこかで見た名前だ、と思ったら、前篇に出てくる黒いビーチハウスの方ですね。
どちらかというと、建築関係の方なのでしょうね。
「触れないでください」とあるので、見学される方もやや戸惑い気味な様子です。
作品No. 137 赤い窓の回廊 藤山哲朗
Artwork No. 137 Passage of Red Windows Tetsurou Fujiyama
作品の前でやや戸惑う人々1
作品の前でやや戸惑う人々2
まあ、別にいいんじゃないのかな、と思いながら僕も何とか角度を変えて、楽しみを見つけます。
窓から瀬戸大橋が見える家、と思えば、それはそれで悪くありません。
このナカンダ浜には、いくつか石碑がありまして、その一つがこちら。
かがわさんがとても好きで、しかし何だかよくわからない「玉藻よし…」から始める一節のようです。
万葉集だというのですが、ご興味がありますか?すみません、僕は全くないので、先に進みます。
(※この時点では、全く誰にも見向きもされていなかった万葉集や石碑ですが、この数年後に急に脚光を浴びることになります。何にスポットが当たるかは、全くわからないものです。)
しかし、綺麗な浜辺です。
砂浜が右左に延びていて、前面に瀬戸大橋だから、あまりこちらに来ない方には、なかなか珍しく感じる景色なのだろうな、と思います。
うむ、ここに海辺のカフカが出てきてもおかしくないほどの、小さくひっそりした浜です。
奥には、大きな石碑がもう一つありました。
柿本人麿(人麻呂?)の石碑です。
(度々ですが、行った時点では全く興味がなかったけれど、この数年後に万葉集がブームになるとは、誰も予想していない…)
しかし、ほどなく、こんな立札もありました。
ふむふむ、白石古墳ですか。
これについて、僕はとても興味があります。
石棺があるかもしれないので、行ってみます。
それほど急坂ではなく、階段のように整備されている道ですが、緑に覆われていて、ちょっといきなりジャングルのようになっています。
あんなにきれいな浜辺から、一歩入るとジャングルでした。
ここが島の北側、端っこになるようです。
お、ありました、石棺の説明です。
長崎鼻石棺
あまり詳しくはわかりませんが、ここで出土したのでしょうか。
↓ここ?
もしそうであれば、なかなか海を見渡す良いところに埋葬されていたのだな、と思います。
しかし、この場所に来るまでに、「これでもか」というほど海と瀬戸大橋を見ているので、少々飽きてしまった感じもします。
「あれ、さっき見た?」と思ってしまいましたので、もしお急ぎでない方は浜へ降りずに、山側からここへ来ると、「いやあ、良い景色だな!」と思うかもしれません。
3つめの浜辺、カメノテ
さて、さて、最後の浜辺ですが、これは行ける方とそうでない方がいるかと思います。
いや、行こうと思えば行けるのだろうけれど、「行こう」と思うかどうか、というのが重要なところです。
ちなみにこの方々は、「行ってみよう」と思われたのに違いないと思うのですが、さすがにこのタイミングで行っては申し訳ないので、ちょっと間を開けます。
この先にの奥にもう一つ石棺があります。
足元の石がそうなのでしょうか。
子どものお墓かも、と聞くと、何だか手を合わせたくなる気持ちです。
さて、先ほどの浜辺に戻ります。
僕は前回ここへ来た時には下りなかったのですが、今回はロープがついているのがわかったので、下に行ってみました。
まあ、行かれる方は、どうぞお気をつけて、というところですが、行ったことがあるというのとないのでは、結構な差があります。
景色も違えば、地層の見え方も違います。
海の水もきれいだな、と眺めていると、おお、岩の中にあるものを見つけました!
カメノテさん。
幾人かのかがわさんに聞くと、「なんぼでもある」というので、いつかは見てみたい、と思っていましたが、ここで見ることが出来ました。
確か前回の瀬戸芸では、これをスープにして売っていましたが、なかなか人気があってすぐに売り切れていたように思います。
僕は見るだけで十分ですが、こういうところにいるのですね、カメノテ。
また道に戻り、さらに小高い広場へ到着。
もう眺望はいいかな、という感じでした。
しかし、このあたりの道は、木の生い茂った感じがとても良くて、トトロなどに出てきた細道を思い出すような雰囲気があります。
この先には何かいるのかもしれませんね。
さぬき古代米うどん
大体沙弥島はひとまわりできたので、瀬戸大橋記念公園の方へ戻ります。
前回は遊具を撮り忘れていましたが、少し子ども向けの遊具もあります。
そして、大人たちは黙々と北を目指します。
作品No. 131 八人九脚 藤本修三
Artwork No. 131 Eight Legs of Nine People Syuzo Fujimoto
写真を撮る方に遠慮しているのか、皆さん座っていません。
仕方がないので、僕が最初に座ります。
そうすると、「ああ、座ってもいいんだ!」という具合にワラワラと皆さん座りはじめました。
椅子なので、座らないとその感じはわからないですよね。
小さい大久保さんもとても人気がありました。
この作品は期間外でも展示されているようなので、行ったら座ってみてください。
さて、記念館に僕は入ったことがなかったので、入ってみると(無料)、休憩スペースに音の出るものがありました。
大きなサヌカイトで、とても良い音がします。
ひっそり休憩スペースがあるので、少し座ります。
とても大きな構造物を見ていると、何だか非現実的に感じる、という感覚には何か名前がついているのだろうか、と思うような眺めです。
さて、帰ろうと、歩いていくと、出口にお土産コーナーがありまして、かがわでもあまり見かけない、とても珍しいお土産が並んでいました。
おお、なかなかこれはこだわりのセレクト、と見ている中にこちらがありました。
宇多津古代米讃岐うどん
これは、県産品コンクールを受賞していると思うのですが、実物を見たのは、これがはじめてです。
興味があったのは、「古代米なのに讃岐うどん」であるところで、一体どんな味がするのか、食べてみたいと思っていました。
600円から700円位だったと思います。
そして、見た目はお蕎麦、という本当に変わった麺類です。
まあ、何というか、讃岐うどんではなく、古代米でもなく、お蕎麦でもない、という感じの麺でした。
つるつると食べやすいので、暑い時期、素麺や蕎麦、うどんに飽きた時には良いのかもしれません。
この売店には、いろいろ売っていて、楽しいところでした。
瀬戸芸からやや外れましたが、浜辺に万葉集に古墳と、なかなか小さいところに何か集中しているようなところだな、と思いました。
先日集計の結果が出ていて、瀬戸芸2016春会期における沙弥島の入場者数は「5万8766人」だったそうです。
約6万人の方が来たそうだから、坂出市や沙弥島にとっては、一大イベントですね。
とても楽しい気持ちで、見ることができました。
できれば、また三年後の春に、沙弥島に来てみたいな、と思いながら帰りました。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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