お金があるがゆえに、人々に利用されたり、裏切られたりで、
お金に対して強い嫌悪感を抱いてしまう人生(前世)だったようです。
お金があれば幸せになれると思っていたのに・・・という言葉は印象的でした。
ないと困るけれど、あっても幸せになれるわけでもないお金・・・。
ということで、何回かお金についてお話ししてみようと思います。
お話しながら、ボク自身もお金についての考え方を整理したいと思っています。
最初のお話は、お金と幸せがどういう関係にあるのか、ということを
示唆してくれるものですね。考えてみれば、私たちはお金に対して、
さまざな感情を持っていることに驚かされます。
・私はお金に縁がない
・いつもお金が足りない
・お金は悪の根源だ
・私には充分なお金を得る能力がない
・お金があるとろくなことにならない
・お金がすべてだ
・お金があれば幸せになれる
・お金があれば何でも出来る・・・
お金は争いの元、汚いものといった考え方もあれば、
お金は幸せの元、尊いものといった考え方もあり、
正反対で矛盾した見方があるので、無意識の中でもとまどってしまうようです。
私たちは普段、社会の中で、お金で主従関係を結んだりしているので、
お金に対する思いは複雑なのでしょう。
お金を持つとろくなことにならない、と
お金を儲けることに抵抗があるという人の中に
お金がもっとあればという感情があったりします。
逆に、お金があっても、お金を失うことが不安で
楽しめなかったり、心が満たされていないという人もいます。
さまざまな感情、極端な思いをお金に持っている私たちですが、
本来、お金は中立的なもの。そこにどういう感情を与えているかは
私たちの問題であって、お金そのものは中立的なエネルギーなのですね。
なので、お金をどのように見るか、あつかうかによって、
あなたと周囲の人にとって良いことを創造していく力にもなるし、
逆も創りだしていきます。そこにコツがあるとすれば、
学んで、お金と楽しく付き合いたいところですね。
さて、あなたは、お金を持つことでどうなりたいと思ってるのでしょうか?
お金があることによって、何を満たしたいと思っているのでしょうか?
お金があることによって味わいたい感覚は、どういう感覚なのでしょうか?
欲しいと思っている物に何を望んでいるのでしょうか?
これはお金があれば幸せという、最初の台詞を突き詰めて考える質問です。
結局は、お金は道具であって、その道具を使って
どういう質を表現したいかということが一番肝要ですね。
これを知っておけば、お金が幸せ感の増大に役に立つ道具となってくれます。
また、味わいたい感覚や質がわかれば、
お金が入るのを待たずとも、先に感じたりすることもできますね。
これはお金や豊かさをひきつけるための有効なエクササイズともいえます。
すでに到達しているという状態を味わっている=そういう波動を出すからです。
その質を今表現できるようになれば、
お金があってもなくても幸せということになりますが・・・。
ここまで書いて、時間がなくなってしまいました。
続きは次回、
裕福であるとは豊かさを意識することであり、
貧乏であるとは欠乏を意識することである。
豊かさも貧しさも、意識の状態に他ならない (J・ドナルド)