父親 | トナカイの独り言
2009年02月26日(木)

父親

テーマ:感動

 もう二日前の話になりますが、今シーズン初めて英語でレッスンをおこないました。

 受講頂いたのはアメリカ人の元フィナンシャルプランナー。42才の長身でとてもハンサムな男性でした。

 さまざまな話をしているうち、「どうしてエアレッスンを受けたいと思われたのですか?」と聞くチャンスがありました。

 すると、次のような答えが返ってきたのです。

 「…実は、ティーンエイジャーの息子と、うまくコミュニケーションがとれていないのです。いろいろと方法を考えたり試したりしたのですが、あまりうまく行かず、『息子が大好きなスノーパークで一緒に遊べたら、息子も心を開いてくれるのではないか…』と、そう考えたのです」

 しっかりとわたしの瞳をのぞき込みながら、こう話してくれた彼の言葉に、深く胸を打たれました。

 反抗期の息子と会話するため、エアレッスンに入ったお父さん…。


 どれだけの日本のお父さんが、そこまで考えるでしょう。

 ふと、アメリカの底力を見せつけられたように感じました。

 アメリカはたくさんの問題を持つ国ですが、こうした人がいることも事実なのです。


 そんな彼に、こう聞いてみました。

 「今回の世界的な金融不況はどれくらい続くと考えますか?」

 すると、次のような答えが返ってきました。

 「みなさんが考えているより、傷はずっと深いのではないでしょうか。この傷はアメリカの醜い面が招いてしまった不幸です。アメリカの悪いところ、強欲や、金権主義などが、停まることを知らず進んだ結果です。たぶん多くの人が言っているような1年での回復は難しいと考えます。1年は今より悪くなり続け、最低でも2年以上の不況が続くでしょう」


 こんな倫理観が高く、家族想いの人が、フィナンシャルプランナーを務めていたと云うことも、アメリカの不思議ですね。

 ちなみに、奥さんからはこう云われたそうです。

 「フィナンシャルプランナーをしているあなたは、幸せに見えないわ。もう仕事はやめるべきよ。愛するあなたには、なにより幸せでいて欲しいから…」


 日本にも、人生を真っ向から見つめるこんな家族が増えて欲しいものです。


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