アートのソムリエ 山本冬彦氏がFBなどで取り上げていて、

興味を持ったのでご紹介します。


現代のパトロン – 嗚呼・・・チャールズ・サーチよ買ってくれ


色々と検索してみたところ、

(すみません、山本氏がとりあげるまで知らない人でした^^;)

チャールズ・サーチはまだアート市場で評価されていない

若い作家の作品を蒐集して、自分で彼らの市場評価を高めて高値で売りさばき、

巨額の富を得た現代美術のパトロン...というか投資家のような方ですね。


アート市場って、人が欲しいと思う作品が高値で売買されるので、

大勢の人が欲しがるように自分でプロデュースするってのも有りかも。


村上隆はまさに自らの作品を売り出してますし。

アーティストは作品を作るだけでなく、

自らの作品を売り出すプロデューサーを自分でやるか、誰か見つけるか....

まあ、チャールズ・サーチのような人物はそうそういないので、

結局自分でやるしかないってことですね~。


日本のアート市場は真冬を通りこして現在氷河期に突入中とのこと。

そういえば、昨日の日本文芸家クラブのパーティ会場に来ていた

銀座のクラブのママやホステスさん達も必死に営業してましたけど、

なかなか厳しいようです。

不景気だとまず美術品などが売れなくなり、接待費が削られ、銀座の画廊や

クラブがいくつも消えていくのかも...


チャールズ・サーチのような日本人がいてくれると、日本のアート市場も

少しは活性化されるかもしれませんが、ただ投機目的で作品を

高値で売買するのもどうかと...。


転売目的で作品を購入されるよりは、

画家としては自分の作品を愛でてもらえる人に出会えることが

一番の幸せだと思います。

もっと一般の方が画廊で自分の好きな絵を購入して

家に飾れるようになり、

アート作品が身近な存在になるといいですね。


日本画廊協会展、明日まで開催中です☆

第32回日本画廊協会展
6/26(火)-7/1(日)
11:00-18:30(最終日16:00まで)
銀座 渋谷画廊 中央区銀座7-8-1
http://www.ginza.info/S63992.html