北海道の冬 | こーしのひそひそ話

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乳癌に罹患 心臓弁膜症 と病気持ちですが 心までは病気持ちではありません!明るく毎日生きてくための吐き出し!北海道で生まれ育った還暦ばーさんのぐだぐだブログっす



おそらく 暮らしたことのない人には想像すらつかないと思います。

北海道の冬。


子供達が小さい頃、冬場の買い物には

ソリを使います!


こうして子供を乗せてスーパーまで行き、帰りは子供に買ったものを抱っこさせ、またソリを引いて帰ります

スーパーの出入り口には、それぞれの家庭のソリが立て掛けて並んでました。

我が家も上二人のときは、3歳の長女と、1歳の次女をこうして乗せてスーパーへ行きました


引く紐を長めにするととても楽に引けました


たま〜に 引いてたソリがいきなり軽くなり シュン!と近くまで来て

えっ?と思ったとたん、


長女の おかーさーん!という声が!



振り返ると 二人がソリから落ちて

荷物と一緒に雪の上にいました


道が雪で斜めになっていて 二人してバランス取れずに ひっくり返ったんです



でも 二人とも ケラケラ笑って 楽しそうに またソリに乗りました


2月をすぎる頃になると うまくバランスを取れるようになり、


ひっくり返る事も少なくなりました


乗りこなせるようになるもんです😁




雪かきも嫌な仕事でしたけど



何かを作る!となると別。



ものすごく張り切って雪を集めました



毎年作ったのは トトロ!




除雪した雪を集めて 山を作ったら


今度はトトロの形に削っていきます




ひげの小枝や、鼻の石や 集めてきて


トトロを作りました


小さいトトロも作って ほんとに楽しかった



通学路だったから そのトトロを他の子どもたちも見て

あ!トトロだ!と言う声も聞こえてました



楽しかった!


雪だるまも並べました


かまくらも作りました



庭にソリを滑る山も作りました



子供達が小さいときの冬の遊びはほんとに楽しかった





きっと長女は、その記憶から、


我が子達にもそうやって雪の中、遊ばせたいんだな、と思いました


寒くて ほっぺたが真っ赤になって

ぺちゃんこな鼻から鼻水垂れてても


夢中で遊んでた子どもたち


今でも 庭に作ったソリの山を思い出します


そしてせっせと穴をほったかまくら



中に入って 何するわけでもないのに


なぜか 入って楽しそうにしてました



夜、ろうそくをそこに置いて 綺麗だねぇ〜と見てたこともありました



砂遊びに使うバケツの水が凍って


朝、それを見せると 面白がっていろんな物に水を入れ、外に並べたこともありました



絵の具で水に色をつけたペットボトルを凍らせたときもきれいでした



子供がいたときの冬場は、ほんとに楽しかった




寒くても 遊んでた



あの頃がほんとに懐かしいです