どうも。
こんばんは。
天高く馬肥ゆる秋。
食欲の秋、美味しいものが美味しくなる季節がやってきました。
いかがおすごしでしょうか。
さて、今回のテーマは醸造の無手無冠(むてむかん)から栗焼酎『ダバダ火振(ひぶり)』の紹介であります。
焼酎のほとんどにはさつまいもが「いも焼酎」、麦が「麦焼酎」で米が「米焼酎」。タイ米などから作るのが「泡盛」であります。
そのなかで、栗を用いた焼酎でありまして、なかなかお目にかかる機会がなく、この秋から近所のスーパーで仕入れがあり今回購入いたしました。
ダバダ火振を見てみる
パッケージであります。
栗をたっぷり50%も使用した四万十川特産栗焼酎とのことでした。四万十川は高知県にありまして、日本三大清流のひとつであります。
おすすめの飲み方はストレート、ロック、お湯割とのことであります。
四万十川自然郷・地の酒「無手無冠」
「無手無冠」屋号がかっこいいのであります。
キャップであります。
火振!!
原材料であります。
栗を用いております。栗の収穫って確か木の実の状態から取るのではなく、落ちてから取るのであります。基本栗はイガグリなのでありまして、落ちているところ取るんだと思うのであります。栗拾い、最近してないのであります。
そして、焼酎乙類であります。何年か前に、瓶だけ見かけた機会がありまして、当時栗の焼酎って香りがついているから甲類だと思っていたのでありますが、乙類だったのであります。
焼酎について -乙類と甲類のことざっくり-
焼酎には甲類と乙類の2つがありまして、近代的な作り方でしっかりアルコール感が出るのが甲類、昔ながらの蒸留方法で作るのが乙類であります。
お酒の楽しみ方として、前者の甲類がサワーなどによく使われます。酎ハイは焼酎+ハイボール(リキュールをソーダ水で割るカクテル)が語源であります。
これに香りから酸味を加えるとサワー(英語で酸っぱいもの)と呼ばれるようになるのであります。焼酎ハイボールにレモン風味を入れるレモンサワーが有名であります。
そして、乙類焼酎が昔ながらの製法の焼酎であります。焼酎を作っていくなかでアルコール以外の「素材の持つ成分」が出てきましてこの成分が『味』と『香り』のひとつになっていきます。
この素材としての「焼酎の個性」、乙類焼酎が好きな人はこれを楽しみにしているのであります。
お酒は二十歳になってから
大人になると、この720ccなんて気を抜いたらポカリのように入ってちゃうのであります。
(こういうひとよくいるよね)
それではここからテイスティングタイムであります。
飲んでみるのであります。
飲んでみた
「色」は無色透明であります。「香り」がほんのり香ばしく、甘い香りがするのであります。
1口目の感想 - ファーストインプレッション
「ちょっと一口飲んでみる。」
あっ!これマロンだよ!マロン!
前モンブラン!違う!モンブランの前!
(だから栗だっちゅうに)
2口目の感想 - セカンドインプレッション
「ゆっくり口に含んでみる」
飲み口が優しく、ストレートもなかなか。
3口目の感想 - サードインプレッション
「後味を感じてみる。合いそうな料理を想像してみる」
後味であります。飲んだ後に鼻から抜ける香りに香ばしい香りがあります。あと、飲んだあとにカッとくる熱いものがあります。火振の理由がわかる気がするのであります。
この香ばしい甘い香りが柑橘のような爽やかなものでないです。どちらかというとナッツに近いような?でも、チョコレートよりではない甘さの感じであります。
栗の渋さみたいなものが全然ない、本当にケーキのモンブランに近い感じであります。
度数25でこの頃には軽くまわり始めております。わてはロックからかな。。?
とても食事に合う感じであります。お湯割かロックで、食事は昆布出汁より、カツオ出汁がいいな。濃口の醤油と焼き物が合いそう。真っ先に浮かんだのはタレをしっかりに煮詰めた照り焼きでした。
そんな栗焼酎『ダバダ火振(ひぶり)』の紹介でありました。
また明日。
ダバダ火振を見に行く
グラスを見に行く