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※2011年の話です
いつまで経っても、風邪薬が効いている感じがない。どうにも具合が悪い。
その後、
授業中の居眠りが頻繁になり、体育の見学も増えていきました。
ーヤブ医者だったのでは?
病院を変えて、二度目の受診。
「頭が痛くて、とにかくだるいんです。咳がちょっと出ます」
前回と同じような問診。聴診器を当てられる。
「風邪ですね、引き続き風邪薬を飲んでみてください」
同じ風邪薬が追加で処方されただけ。
いやあ〜マジか。風邪ってこんなしんどいのか。
絶望した記憶があります。
ふつうの体調ってなんだっけ?
本当はみんな、体が鉛のように重くても、
頭が痛くても、そんなそぶりを見せずに笑っているのか?
真剣にそう思いました。
学校を休みたいと訴えても、
ー熱じゃないんだから。
ー食欲はあるんだから。
ー仕事には行けるんだから。
薬を飲んで、行きなさい。
どれだけ訴えても、親に不調がうまく
伝わらないことが苦しくてもどかしかったです。
もともと体力はなかったから、そのせい。
寝不足気味な自分のせい。
明らかに体調がおかしいけど、症状は確かに風邪。
だって二箇所も病院回って、
風邪って言われたんだから風邪だよね…。
診断を疑うこともなく、
まさかそれ以上の病気とは想像もしませんでした。
このあと、入院まで急速に悪化していきます。
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