新卒採用で何を見られているのか-能力(4)- | 秘密の「就活力養成講座」
2012-04-20 22:00:00

新卒採用で何を見られているのか-能力(4)-

テーマ:INPUT講座


面接講座も能力4までやってきました。
ちゃんと復習などをしていますでしょうか?
さて早速本日もはじめていきます。


【人事に見られている4つの要素】■能力:職場の中心人物へと成長する見込みがあるか。
■ストレス耐性:入社したのち、仕事の辛さから会社をやめたりしないか。
■歩留まり率:そもそも、内定を出したあとに、入社してくれるのか。
■人間力:一緒に働きたいと思えるか。

さて、「わずか数十分の面接の中で人事は何をどうやって判断しているのか」という議題がありました。前回は「何を」の部分を説明してきました。今回は「どうやって」にフォーカスしてお話していきたいと思います。

前回は、人事がどうやって学生の能力を判断しているのかを紹介いたしました。
今回は、具体例についてひとつずつ噛み砕いて説明していきます。
携帯などからご覧になっている方いますか?今回はPCからの方が分かりやすいと思います。
可能であればPCからご覧ください。

さて、では具体例をもう一度確認しましょう。
■学生のアピール
「私は、サークルの代表として活気のあるサークル作りに励んできました」

□面接官の質問例(会話の流れを想定しています。上から順にお読みください)
(1)どの程度の規模のサークルですか。
(2)それはどのようなサークルですか。
(3)サークルに入ったきっかけは何ですか。
(4)代表になったのは自薦ですか、他薦ですか。
(5)それは何故ですか。
(6)活気のあるサークルづくりを目指したのは何故ですか。
(7)現状にはどんな問題がありましたか。
(8)それに対して何か行動を起こしましたか。
(9)それは誰のアイデアですか。
(10)どうしてそうしようと思ったのですか。
(11)結果はどうでしたか。
(12)結果から何を学びましたか。
(13)そのアイデアを推し進めるにあたって意見の対立はありませんでしたか。
(14)それはなぜですか。
(15)その時、あなたはどうしましたか。
(16)結果的にどうなりましたか。
(17)結果から何か学びましたか。

では以下で、質問ごとの要点を解説していきます。
ここでいうマイナスやプラスという言葉はあくまで、面接官の心情であるとご認識ください。
減点方式や加点方式といった考え方とは関係ありませんのでご注意ください。

(1)どの程度の規模のサークルですか。
→サークルについての具体的な情報が含まれていないため、イメージを固めるための質問です。
 特に評価の対象にはなりません。

(2)それはどのようなサークルですか。
→1と同様ですが、基本的な能力として、分かりやすく簡潔に説明できるかどうかも問われます。
 説明が冗長すぎたり、分かりにくいとマイナスです。

(3)サークルに入ったきっかけは何ですか。
→主体性を問われます。
 「なんとなく」というような説明内容ではマイナス評価です。なんとなく「楽しそう」だと思ったのであれば、楽しそうだと思った理由を答えてください。

(4)代表になったのは自薦ですか、他薦ですか。
→どちらであっても評価に影響しません。

(5)それは何故ですか
→主体性、協調性を見る質問でもあります。
 理由が答えられないとマイナスです。事実がどうであれ「くじびき」で決まったなどとは言わないでください。

(6)活気のあるサークルづくりを目指したのは何故ですか。
→理由が答えられないとマイナスです。なぜそうしたいと思ったのか、主体性を見るための質問でもあります。

(7)現状にはどんな問題がありましたか。
→問題発見能力を見るための質問です。
 現状に問題がないことなど、ほとんどありません。答えられなければマイナスです。もし本当に「全く問題がない」ということであれば、その理由を面接官を納得させる必要があります。

(8)それに対して何か行動を起こしましたか。
→行動力を見るための質問です。
 把握している問題点を改善するために何かしらの行動を起こしたかどうかを問われます。行動していない場合は、そうしなかった理由も説明してください。面接官が納得すればマイナスを免れます。

(9)それは誰のアイデアですか。
→真実性を見るための質問です。
 本人のアイデアであれば答えられますが、他人のアイデアを自分のものとしてアピールした場合は話の辻褄が合わなくなってきます。辻褄が合わなければもちろんマイナスです。ちなみに、アイデアが自分のものでなければマイナスだということはありません。
 有益なアイデアが出たので自分もそれに同調したということであれば問題ありません。同調した理由まで面接官を納得させられればプラスです。ただし、サークル全体としてそういう流れになったので自分も「従った」という内容はマイナスです。主体性に欠けます。

(10)どうしてそうしようと思ったのですか。
→主体性、真実性、問題発見能力を見るためのの質問です。
 本人のアイデアであるかどうかの見極めのほか、問題に対する解決策の妥当性なども確認します。面接官が納得すればプラスになります。

(11)結果はどうでしたか。
→評価には影響しません。

(12)結果から何を学びましたか。
→真実性、問題発見能力を問うための質問です。
 成功した理由、失敗した理由をどう考えているのかまで聞かれる場合もあります。 いずれにしても答えられなければマイナスです。面接官が納得すればプラスになります。

(13)そのアイデアを推し進めるにあたって意見の対立はありませんでしたか。
→評価には影響しません。

(14)それはなぜですか。
→協調性、問題発見能力を問うための質問です。
 他者がどう考えているのかを理解しているかが問われます。

(15)その時、あなたはどうしましたか。
→主体性、協調性、行動力を問うための質問です。非常に回答が難しい質問です。
 事なかれ主義として、対立した相手側に道を譲っただけは主体性に欠けます。かといって意固地に自説を主張しただけでは協調性に欠けます。
 理想的なのは、相手も自分も納得するひとつの結論に達することです。しかし必ずしも事実はそうでない場合があります。この場合、「反対意見を押し切ってやったが最終的には相手も納得してくれた。」という結末が綺麗です。面接官が納得すれば大きなプラスになります。
 
(16)結果的にどうなりましたか。
→15で述べたとおりです。

(17)結果から何か学びましたか。
→真実性、問題発見能力、協調性を問うための質問です。
 「この経験をうけて、対人関係で必要な○○を学んでいて、今同じ対立が起こったらこう解決する」まで言えれば大きなプラスになります。


ではもういちど、前回紹介したコンセプトを見てみましょう。
すべての質問には目的があります。コンセプトを抽出しましたのでご確認ください。

・何をやったのか
・何でやったのか
・問題点はあったか
・問題点に対し何か行動をおこしたか。
・なぜそうしようと思ったのか。
・それは主体的に行ったのか。
・結果はどうであったか。
・結果を生かして取り組んでいることは何かあるか。
・結果から学んだか。
・協調性のある行動といえたか。


質問の流れの中にある支柱の存在に気が付きますでしょうか。
ひとつとして同じ面接はありませんが、面接全体の中にある支柱はほぼ同じです。
やはり、面接において重要なのは、「事実」を問う質問ではなく「何故」を問う質問なのです。
これに答えられ、かつ面接官を納得させることができれば、内定は遠くありません。


さて、今回はいかがだったでしょうか。面接官の何気ない質問に込められている意図についてイメージは湧いてきましたか?今回取り扱った内容は分量が多く感じられるかもしれまんが、本当に一握りを紹介しただけです。

以上で、【人事に見られている4つの要素】のうち、「能力」についての説明を終わります。
実戦的なテクニックや事例は、「実践編」に譲ります。実践編は4つの要素を網羅した後、基本編と並行して進めていきます。


次回は要素「ストレス耐性」について説明します。ご期待ください。



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