集団殺人クラブ 最後の殺戮 | ともやの映画万歳!

集団殺人クラブ 最後の殺戮

【2004年・日本】DVDで鑑賞(ともや評価:★★☆☆☆)

不死身の男タケゾウが女子高生を殺しまくるスプラッター映画「集団殺人クラブ」の第4弾。
ついに完結編です。

女子高生のミサト(吉野紗香)は、生まれつき不思議な力を持っていた。ミサトは小さい頃から自分を守ってくれたカオリ(中村愛美)が、不良のマサヤ(武田航平)らと付き合っているのを止めさせたかった。そんなミサトをうるさがるマサヤは、ミサトを拉致って伊豆にある別荘に連れ込む。もちろんその別荘は、殺戮モンスターのタケゾウ(遠藤憲一)が眠る場所。彼らがやってきたことによって目覚めたタケゾウは、襲われていたミサトを助け出す。そして2人は友達になる。その間にタケゾウはドラッグをやる若者を殺しまくっていく。そしてその魔の手はドラッグの元締めであるマサヤやカオリにまで及んでいく…。

もったいないです。
4本通して観て、迷走しまくり感漂うシリーズでした。
タケゾウはもの凄く面白いキャララクターになれるかもしれないのに、設定が詰めきれずに毎回違う設定になってしまっていて、本当に残念。
そしてミサトが不思議な力を持っているのはいいんだけど、何故タケゾウと同じ力を発揮したのか? とか。
どうにも行き当たりばったりで作ってるとしか思えない設定の甘さ。
もったいない、もったいない。
1作目では左手だけが意思に反して人を殺しまくるというタケゾウが、4作目では秩序があって優しくて真心を説く良い人になっちゃって…。
重ね重ねもったいないです。
一番面白かったのは3作目の「GROWING」ですね。
物語が面白いというよりは、小向美奈子が抜群に良かったです。
監督は石川均。



タイトル: 集団殺人クラブ


タイトル: 集団殺人クラブ Returns


タイトル: 集団殺人クラブ GROWING


タイトル: 集団殺人クラブ 最後の殺戮