尾張と美濃の和睦の為
信長と帰蝶の婚姻話が持ち上がります。
織田信秀と平手政秀が計ったと描かれたのは
ポイント高いですね。
信長の守役の平手の爺が
斎藤道三へ和議の手紙を送ったのは史実です。
“和睦珍重の由候て書礼を遣わす。其端書に古歌一首これあり、袖ひぢて結びし水のこほれるを春立つけふの風は解くらん、と候えつるを覚候。か様に平手中務は借染にも物毎に花奢なる仁にて
候し"
京でも指折りの教養人であった斎藤道三の心をくすぐるに充分だったでしょう。
注目すべきは、
尾張の大うつけと当時すでに有名だった信長ですが、父、信秀も、平手政秀も
嫡男 信長の気量を理解しており、
品行方正な同母弟(信行)が居ても
廃嫡する意思は微塵もありませんでした。
ま、斎藤道三も、一目信長を観ただけで
その能力の高さを見抜いた程ですから
やはり、ただならぬオーラがあったのでしょう。
ドラマでも、朝焼けの海から現れた
染谷さん演じる信長は
その片鱗がヒシヒシ伝わってきましたね。
うん、
若い役者さんで、丸顔ですが、
天魔王 織田信長。
期待が膨らみます。
話を戻して、、
婚姻話が持ち上がり
帰蝶は不安を抱えながら、
光秀の元を訪ねます。
駒ちゃんと帰蝶は
女子トーク❣️
そして二人とも、
光秀が好きなのです😍
特に帰蝶の恋心は
光秀の母も、叔父も、
斎藤道三も、
みんな知っているのに
光秀本人が気づかない、
という王道パターン 😅
帰蝶役の川口春奈さん
ますます綺麗ですね。
美濃一番の美人と言われるも
美濃の田舎娘らしい朴訥さや
かつ、マムシの娘らしい意思の強さが
ハマっています。
一方の門脇麦さん
今回興味深かったのは、
石川さゆり(光秀母)との会話。
娘はみな嫁いで子を産むという
当時としては当たり前の正論に対して
"生まれ育った環境で嫁ぐことができない女は
どうすればいいのでしょう。"
と、微笑むながらも凛として反論します。
架空の人物ですが、
彼女がドラマのヒロインたる訳が
何となく見えてきました。
戦国時代に虐げられた
名もなき最下層の人々の存在。
岡本さん演じる菊丸も
そうなのかもしれません。
信長公の登場で
ドラマも一気に盛り上がってきました。
光秀と信長の出会いを
どう描くのか、
次回が楽しみです。
熱田神宮の信長塀が紹介されていたので
過去記事をリブログしておきます。