（追記：言葉の使い方が間違ってたので、訂正しました。）

Janetterは、個人的見解では、Twitterのクライアントの中でも飛びぬけて使いやすいと思うアプリです。

Twitterをしばらく離れていたので、今まで使ってなかったPCでJanetterを使おうとしたところ、例のように、「エラー403によってIDTwitterアカウントが追加できない」というエラーが起きました。

■暫定的な解決策はあったが

暫定的な対策として、私は次のような方法をとりました。

・過去に正常動作していた別のPCにインストールされているJanetterを、新しいPCに上書きコピーする。

（注意）上書きするのは、C:\Program Files\Janetter2のjanetterファイルだけでなく、ユーザーフォルダの「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\」aneフォルダ」内のJanetter2フォルダも過去のファイルで上書きする必要がありました。

この作戦は的中で、とりあえず、今まで使っていた各IDアカウントのツイートの読み込みや投稿などが、普通にできるようになりました。

ただしどうしてもできないのは、「IDアカウントの追加」。

Janetterは、もともと、「ユーザー数の上限を超えているために、新規IDアカウントは追加できない」という致命的な障害が存在します。
しかし、過去にJanetterに登録したことがあるIDTwitterアカウントであれば、後からでもJanetterにIDの追加はできたのです。
ところが、この「Janetterの上書き」という方法では、過去に登録暦のあるIDアカウントであっても、エラー403が出て登録できないのです。

■実験1：実験的に過去のIDアカウントを削除してみた

私は過去に、Janetterに3つのIDアカウントを登録していましたが、

この不具合を確認するために、わざと１つのIDアカウントだけJanetterから削除し、もう一度登録することを試しました。

しかし、アカウント登録でエラー403が出てしまい、登録できませんでした。

いったん削除してしまったIDアカウントを復活させるには、やはりもう一度上記に示した方法によって、過去に使ったJanetterを上書きするしかありませんでした。

■実験2：AppのKeyを再生成してみた

JanetterのIDアカウント追加のトラブルの回避方法として、自分独自のAppを作成し、Consumer Key と Consumer Secret (API Secret Key) を書き換えるという方法が、Webで結構見つかると思います。

私もそれを参考に、TwitterのDeveloperサイトにて、自分が過去に作ったAppのKeyがあるのですが、なぜかエラーが起きるわけです。

そこで、実験として、これらのKeyを再生成してみました。

その上で、まずは手動で（つまり、バイナリエディタを使う方法にて）、JanetterSrv.exeの書き換えを試みました。

これは念のため、古いKeyと新しいKeyそれぞれで実験しました。

ところがやっぱり、どちらの場合でも、障害は治りませんでした。

ここで私がとても不思議だなぁと思う点があります。

それは、

（１）Keyを再生成したはずなのに、過去のKeyで動いていた過去のJanetterの上書きで、Janetterはなぜか正常動作をする。新規ツイートもできるし、次の（２）で説明する「自分のツイート」も表示できる。

（２）新規のKeyではどのようにしても正常には動作しない。
具体的には、たとえば、過去のツイートは表示されても、新規ツイートができない（エラー401となる）という不具合が起きるということがわかった。
あるいは、新しめのバージョンのJanetterであれば、自分が投稿したツイートだけを表示することができるのだが（その方法は、下の[参考]のところに書いておきます）、新規Keyだと「Woops！No Tweet!」となり、いっさい取得ができなくなる。

（注1：この不具合を直すには、現時点ではやはり、もう一度Janetterを上書きするしかない。）

（注2：ふるいバージョンのJanetterでは、自分のツイートを表示する機能に対応してないので、表示しようとしてもやはり「Woops！」となります。ただその時点で「Woops！と表示されていてもそれをわざわざ削除する必要はなく、そのままJanetterを最新版にバージョンアップして再起動すれば、「Woops！」はでなくなり、正常に自分のツイートが表示されるようになるようです。）

新規Keyを生成したのにもかかわらず、なぜ、古いKeyでは正常に動作し、新規のKeyでは正常動作しないのか。
ここがまったくわからなくて不思議です。

［参考：新しいJanetterで、自分のツイートだけを表示させる方法］

===================================================

古いJanetterでは、いちいちプロフィールから自分のツイートを確認する必要がありました。

しかし、比較的新しいバージョンのJanetterでは、メインのペインで自分のツイート/リツイートだけを検索して表示することができるようになりました。

（＊つまりここで解説するのは、この機能に対応した比較的新しいバージョンのJanetterでのみ有効な方法です。）

方法は、Janetterの検索で、次のように検索するだけです。

「from:@あなたのTwitterID」

（例：あなたのIDTwitterアカウントがたとえば、@umetarou だった場合は、

「from:@umetarou」

で検索すれば、Janetterの内部に新しいペインが表示され、@umetarouでツイート、あるいはリツイートした内容だけが表示されます。）

===================================================

■実験3：Janefixを使ってみたが

次に、念のために、Janefixを使ってJanetterSrv.exeの書き換えを試みました。

こちらも、古いKeyと新しく生成したKey、両方を試しました。

しかしやはりダメでした。

（注：この不具合を直すには、やっぱり現時点では、もう一度Janetterを上書きするしかなかった。）

■実験4：CallbackURLを変更しようとするが

親切な方に教えていただいて、Janefixの配布サイトのコメントに有力な書き込みがあると知りました。

そのコメントによると、

「Callback URLsに
http://localhost:38069/janetter/oauth?lang=en
と入れて再度Janetter上でアカウントを登録し直せばよい」

と書かれていました。

さらにそのあとで「Twittereの仕様が変わってlocanhostが使えなくなったので、その部分を「127.0.0.1」に書きかえる必要がある」というようなコメントも書いてありました。

そこで私は、

http://localhost:38069/janetter/oauth?lang=en

あるいは

http://127.0.0.1:38069/janetter/oauth?lang=en

という文字列を、Callback URLsに入力しようとしました。

ところが、なぜかここで次のようなエラーが表示されてしまったのです。

Queryパラメータは許可されていない？

このエラーのため、コメントに書いてあった

http://localhost:38069/janetter/oauth?lang=en

あるいは

http://127.0.0.1:38069/janetter/oauth?lang=en
では、Callback URLsの文字列として受け付けてくれなかったということです。

現在ここでつっかかり、どうにもならないでいるところです。

つまり、この時点で適切なCallBack URLを設定できないので、それが原因でエラー403（あるいは401）になるのかな？と感じているところです。

ちなみに、どこかに書いてあった

・CallBack URLは2つ以上設定しないとダメ

・Appの説明を300文字以上書かないとダメ

なども知っていたので、それらも一応対処しているつもりなのですが、どうもうまくいきません。

上記のURL文字列を使う方法は、ぐぐると少なくとも2018年6月までは成功例が見つかります。

しかしそれ以降、成功例は見つからず、しかも9月あたりにtwitterの仕様が変わったと聞いていますので、もしかしたらそのときにこのURL文字列を使う方法が使えなくなったのではないかと、私は疑っています。

この先何か進展がありましたら、続報としてこちらのブログに報告する予定です。

とりあえず

・過去にJanetterを使ってIDアカウント登録したことがある

・過去に使っていたPCにインストールされ、正常動作していたJanetterがある、もしくは、そのバックアップを持っている

・新しいPCにまたJanetterをインストールして使いたい

という方は、最初に説明した「Janetterの上書き」が一番簡単に環境を復活できるので、一度試してみてください。

上に書いてあるように、このバックアップがある限り、間違ってIDアカウント削除をしても上書きですぐにIDアカウントを復活できるので、この方法はかなり有効ではないかと思います。

バックアップを持っていない方は、やはりAPIのKeyを書き換える方法で何とかするしかないのだと思いますが、上に書いた「CallBack URLの書き換え問題」があるので、現時点でそれができるのかわからないです（Developerサイトでの私のやり方が間違っている可能性もありますから、なんともいえないんです）。

なお、過去にJanetterに登録したことがないIDアカウントについては、これはTwitter側の制約によって新規登録することはできません。その場合は、Janettterの使用はあきらめるしかないです。

Janetterを完全復活させたくて、いろいろ実験中