大変ご無沙汰しております(^^ゞ
今日、ようやく観劇して参りました、雪組公大劇場演「仁」。
ドラマも原作も未見、前情報一切ナシ。
例によって雪組公演は感想を書けないし、書くつもりもなかったのですが。
とにかく一言。





スーパーみっちゃんTIMEビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク




お芝居もショーも。
凄いよ北翔海莉。
知ってたよ、知ってたさ。
だけど、素晴らし過ぎて、もう平伏させて頂きたかったよ…。
観劇してないのに、Myヅカ銀を好き勝手に語ってますがm(_ _)m

舞台化された2巻までには、ラインハルトの帝国掌握や同盟の大打撃Etc.何百年続いていた均衡が崩れる、ドラマティックな展開がありますが、
私は宝塚版においては、何にも増して、「少年の早すぎる青春の喪失」がテーマなんじゃないかな、と思い、2つ前の記事にそう書きました。
原作の比重は、私の記憶では

外的な変化≒ラインハルトの内的変化

の印象ですが、宝塚なら、断然、

外的な変化<<ラインハルトの内的変化

であるべきです。
内的変化が主軸で外的な変化はその道具です。

原作は「歴史」と「登場人物」が見所で、
宝塚ならそれが、「主人公の情」になる。
原作は、ラインハルト他の英雄譚でありながら、「理想的な専制政治」と「最悪な民主主義政治」のシュミレーション劇で、主人公も駒の一つ。
後世の歴史家の視点で語られるから、伝聞的な、あえて登場人物達から距離をとった描き方をしていました(きっと作者の照れ隠し込)
それを宝塚なら、完全なる一人称の人間愛の物語に出来る。
どんな事象もラインハルトの心を揺さぶり、彼なりの「愛」を獲得するために起こること。
そういう位置取り。
あれだけ壮大な宇宙戦争&政治云々を土台に、親子愛・友情・恋愛を、何にも勝るテーマとして、大手を振って「当たり前でしょ」って顔で取り扱えるのは、宝塚だけですよ。

だから、超、センシティブに、大胆に、脚本を作って欲しいなぁ、と妄想していました。


なんか、2巻までのテーマを勝手に決めつけた書き方したな、と思ったので、追記しますm(_ _)m
遠い日のファンの勝手な解釈というか、脳内妄想劇です。