金スマ「クリス松村」さんの回を視聴。
名門の跡取りとして生まれながら性同一性障害であることと向き合ってきた人生を紹介する中で。
時折聞こえてくるスタジオの笑い声が気になりました。
オネエキャラの前身であるオカマキャラは、まずお笑い要素でメディアの位置取りをした訳ですから、オカマ要素が出ると自然と「お笑いポイント」として反応してしまうのでしょう。
また、シビアな彼らの現実を紹介する上で適度なクッションでもあるのかもしれませんが…。
画面はことさらギャグ要素として演出はしておらず、性同一性障害であるための日常の不具合を映像化しているだけなのに…。
同じ立場の人が見たら絶対笑う場面じゃない。
胸が痛くて痛くて仕方がないと思う。


笑いどころじゃない。
普通に真面目に視てたら、どんなに深刻なことなのか分かって、笑い声なんて出ないのに。
なんで笑うの…?


その無意識。
植え付けられた条件反射が怖いと思いました。
この無意識の差別意識はまだまだ根深いなと思いました。
クリスさん達は、色々と乗り越えて来た人達だから今さらそんな笑い声は気にはしていないでしょう。
しかし、あの笑い声は歪であることを、私達は認識すべきです。



「少しの幸せを全力で喜ぶのよビックリマークビックリマークビックリマーク
クリスさん、名言ですニコニコキラキラ