林ともみの ともみ と ともに・・・。 -382ページ目

春陽まつり

今日は娘の学校の春陽まつり。


文化祭のようなもので幼稚部から高等部までが学年ごとに

それぞれの場所で出し物をする。


娘たちは「おばけワールドカップ」というお化け屋敷だった。


日本のお化けと外国のお化けにみんなが扮してお客様を驚かす。


みんなでお化けを作り、かなり練習していたようだ。       
林ともみの ともみ と ともに・・・。


美優は午前は「化け猫」


午後は化け猫のまま受付での呼び込み(?)


前々からスケジュールをあけていたのに

夫はどうしてもという撮影が入ってしまい、

私と慎之助とおばあちゃんで行く。


朝から慎之助の元気がない。

学校に着いて、先生や知っている人に話しかけられても

話せない。

珍しい。


しつこく、体調が悪いんじゃないかと何度も聞いたが

大丈夫と言う。

涙目だけど熱はない。


なんと・・・慎之助はお化け屋敷が怖かったようだ。

直前に入りたくないと言い出した。


「大丈夫。化け猫は美優ちゃんだから」と説得。


いざ、中へ。


入るとすぐに美優がいた。


ゆかた姿で人形と座っている。

かわいい化け猫。


中に進むと

実はかなり本格的で怖かったが

知っている美優の友だちが何人かいて

「し~ん、しん」と名前を呼んでくれた子もいて

喜んでいた。


出口では魔除けのお札がもらえた。


相当楽しかったのか何回も入る息子。

そのたびにお札をもらった。


その後はいつもの元気な息子になった。


お昼前、私はPTAの喫茶コーナーでお手伝い。

息子はどうしても手伝いたいと言う。

きっと邪魔だったと思うが手伝わせてもらい

机をふいたり、片付けたり。

朝とは別人だった。


娘の晴れ姿を夫にみせるために

ビデオを撮ったのだが

中は真っ暗だったため

映像も真っ暗・・・。

残念だった。


帰りになんと校長先生に、明日のフライングディスクの実行委員が

そろっているからと校長室に案内された。


息子も「ママと行く」とついてきた。

お茶を出された息子は

「ママ、校長室で飲む校長先生と同じお茶はおいしいね」だって。


その後、美優を待ってアピタでブラブラ。


皆さん、お疲れ様でした。




寄り道

お迎え後、寄り道。

                                         
林ともみの ともみ と ともに・・・。

美優は寄り道が大好き。


家に帰るのとは違う道を通ると

手足をバタバタさせて全身で喜びを表現する。


今日はスーパーやショッピングセンターではなく

商店街。


時々、立ち寄る「いせや」

慎之助の友だち一家がやっているお店。


商店街っていい。


店員さんが、みんな美優に声を掛けてくれた。


「久しぶり~。元気だった?」

「こんにちは」

「大きくなったね~」


いっぱい話しかけてもらった。


店員さんが「バイバイ。また来てね」と言ってくれた。


夏にキティちゃんの扇子をくれた店員さんだ。


「おばちゃんには、ちょっとかわいすぎるから・・・」と

自分の扇子を引き出しから出してくれたのだ。


今日も美優がいつものようにペコリと得意のおじぎをすると

後ろに並んでいた人が

「まあ、丁寧に・・・礼儀正しいわね。かわいい」と言ってくれた。


店員さんが「そうなのよ。かわいいでしょ~」と言ってくれた。


カートを押していると

「上手ね。おばさんをひかないでね~」と声をかけてくれた人もいた。


たいしたことじゃないかもしれないが

私はこの声掛けや優しいまなざしがとても嬉しい。

いつものごとく涙が出そうだった。



美優も褒められたことが分かるようで

嬉しそうだ。


もちろん温かい人ばかりじゃない。

「あの子って変だよね」って言われたこともある。


でも、娘はニコニコ。

だから、私もニコニコ。

この子は胸を張って生きている。



だから私は娘の喜ぶ顔が見たくて

寄り道がやめられない。





ぼくは消しゴム

今日は息子の個人懇談。


なんと初日のトップバッター。


優しい性格を褒めて頂き、嬉しかった。


「家でもやっぱり慎之助くんは怒らないんですか?」と

聞かれたが・・・そう、息子は怒らない。


時々、それが心配になるが

特別我慢しているわけではなさそうだ。


自分が怒ったら相手がどう思うかということを

考えているようだ。


気に入らないと、すぐに涙目になっていた小さい頃を思うと

成長したなあ。


教室の前に子どもたちの詩がまとめられた詩集があった。


みんな、何かに自分を例えた詩だった。


息子は・・・なんとけしゴムだった!

                                    
林ともみの ともみ と ともに・・・。



「けしゴム」


ぼくは、けしゴム。

えんぴつが書いた字をいつも消している。

消すごとに、どんどん体がへっていく。


けしゴムだから

思いを伝えれない。


でもぼくは

大事に使ってもらえるだけで

うれしい。


この人ともっといっしょにいたいけど

体もどんどんへっていく。

ぼくはどんどんへってカスになっていく。


でも、だれかがカスを集めて作ってくれる。

そして、黒いぶったいになる。


こうしてぼくは

ずっと生きている。



ちなみに黒いぶったいは

消しカスで作った消しゴムだ・・・。



なんで消しゴムに例えたのか

分からないが


「この人ともっといっしょにいたい」とか

「こうしてぼくはずっと生きている」という表現に

ジーンときた。


「もっと一緒にいたい」

「生きている」


そんな感情を日々の生活の中で

感じることができるようになったんだ。



うれしい


悲しい


楽しい


寂しい


いろんな人と接して、いろんな思いを感じることで

成長していくんだなあ・・・。


学校生活では勉強以外のことも

たくさん学んでいるようだ。


接して下さる全ての人に感謝・感謝。











瀬戸養護学校PTAバザー

今日の「ともみとともに」のゲストは

瀬戸市立瀬戸養護学校・さくらんぼ学園の

PTA会長 河合みゆきさんと書記で事業部長の竹内人美さん。
林ともみの ともみ と ともに・・・。


二人とものぞみ学園を通じて出会った、私の友だちで

さくらんぼの会の活動も一緒に頑張ってきた同志。


河合さんのお子さんは高等部1年生。

車いすでお話はできないが

文字は全部分かる。

トーキングエイドを使うのがさらに上手になったとか。

表情も豊かで人懐っこい。


竹内さんのお子さんは中学部1年生。

自力歩行も上手になり

お姉ちゃんの名前を呼ぶのがマイブームだとか。

やはり人が大好きで笑うとかわいい。


二人とも小さなときから知っている。

お母さんがいっぱい頑張ったことも

見てきた。

だから子どもたちの成長が本当に嬉しい。


もちろん障がいはないほうがいい。


歩けたほうがいいし

話せたほうがいい。


でも、うまく言えないけど

痛みを感じてきたからこそ

感じることのできる喜びがある。



河合さんが言った。

思いやりがあれば階段があっても

バリアがあっても平気だと・・・。

そうなのだ。

手を差し伸べてくれる人がいれば

山道だって乗り越えられる。

そんなのは関係ないのかもしれない。


竹内さんは分かりあう・知ることの

大切さを語った。

萩山の子どもたちは養護学校に行っていた仲間たちの存在を知った。

さくらんぼの子どもたちも萩山の子どもたちの存在を知った。

存在を知ったことで分かりあうことができるのではないか。


人は一人では生きていけない。

さくらんぼのように支えあって生きる。

言葉で教えても伝えることは難しい。

身を持って経験することが一番ではないか。


開校から7ケ月がたち

子どもたちも慣れ、楽しい学校生活を送っているようだ。


遠足・運動会・修学旅行・・・初めてがいっぱい。


そして、初めての文化祭が行われる。


さくらんぼ学園の文化祭は12月4日(土)

午前中は非公開の学習発表。



午後は一般の方もどんどん来てほしいというバザーと作品展があります。

バザーは萩山小学校の体育館で13:15~14:15まで。

エコバッグと上履き持参でお越し下さい。

インフルエンザの季節でもあり

マスクもお願いします。


問い合わせは瀬戸養護学校 (0561)76-4391 ・ 3947



皆さま、お誘いあわせのうえお越し下さい。



午後はしごと塾の個人相談へ。

たくさん来ていて、楽しかった。


「つながる」

こんな言葉が浮かんだ。


多分、娘がいろんなつながりを運んでくれた。

娘に障がいがなかったら、さくらんぼの会にも

しごと塾にも入っていなかった。


障がい児の母も悪くない。

私にたくさんの光を与えてくれた娘に感謝。




杉浦太陽さん

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まるっと せとっこ フェスタ最終日。

文化センターにて教育フォーラムが行われ、杉浦太陽さんの講演会があった。

私は朝から仕事で
窯めぐりにも
長久手町民まつりにも
このフォーラムにも行けず本当に残念。

母は美優と慎之助を連れて講演会へ。

講演会後に抽選会があり
なんと慎之助は太陽さんの本をもらった。

「太陽のあじ」という料理のレシピとエピソード満載の心温まる本。

杉浦太陽さんも奥さんの
辻希美さんもアメブロをやっている。
人気のブログで私も時々のぞいている。

母はすっかりファンになり帰って来た。

抽選で本が当たった息子はステージでサインをしてもらい握手もしてもらったようだ。

すごすぎる…。

「夢は?」
この質問に「今のところないです」と答えたらしい。
ちょっと前は「はにわ」だったんだけど…。

夢だから真剣じゃなくてもいいのに、彼は真剣に探していて見つからないようだ…。何でもいいから目標を持ってほしいなあ。