靴は直せるのか・・・ | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

靴は直せるのか・・・

なんと7年ぶりに娘の靴を買いました。

 

軽くて素敵な、ちょっと高級なスポーツシューズ。

 

このままでは履けないので、

娘の足にあわせて直してもらわなければいけません。

 

なので義肢装具扱いとなります。

 

しかし、この道のりが大変です。。。

毎月、歯科と内科で通っている

愛知県医療療育総合センターですが、

整形は久しぶり。

 

整形の先生は赤ちゃんのときから

お世話になっている先生ですが、

久しぶりなので初診扱いとなりました。

 

そして、20歳を過ぎてからは、

初めて装具を作るのですが、

申請が医療保険から障害者手帳になると言われました。

 

まずは受診。

靴をみてもらい、どう直すか先生と

義肢装具士さんにみてもらう。

 

その後、自宅に見積もりが届いて、

病院の予約をとる。

 

同時に市役所へ行き、

先生に記入していただく意見書をもらう。

 

そして、また病院へ行き、

先生に意見書を書いてもらい、

見積もりと意見書などを持って市役所へ。

 

7年ぶりなので、

市役所では初めてのように聞きとり。

県から、かなり追求されるらしく、

ものすごく細かい。

 

「どうして、今まで医療保険だったのに、

今回は身体障害者手帳にしたんですか?」

 

何度も聞かれたが、

先生に言われたからとしか、

答えようがなかった。

私としては、どちらでもいい。


逆に「どう違うんですか?」と聞いたら、

医療保険は治療用で、

手帳だと補助と言われた。

 

その後、調べたところ

医療保険は、

回復過程だから治療用。

手帳だと、

ある程度、症状が落ち着いたから

(これ以上、回復しないから)

動作を援助する更生用らしい。

 

先天的だから

「回復」という表現は違うけれど、

これ以上、良くはならないということなんだ。

 

先生は気をつかって理由を言わずに

「手帳でつくりましょう」といったのかな。

 

どっちでもいいけれど、

ちょっと胸にずんときた。

 

担当の人と私のやり取りを聞いていた

私をよく知っている職員さんが、

「ごめんなさいね。県から厳しく聞かれるので・・・」と、

ひたすら謝ってくれた。

 

こちらこそ、

なんだか申し訳ない。

 

靴は自費だが、

これを直すのが、また高額。

これも自費となると大変。

 

このまま履ければいいが、

娘の足の形に市販の靴はとても難しい。

 

認められないことはないと思うが、

認められなかったらと思うとドキドキ。

 

県が判断して市に連絡があり、

その後、連絡をいただいたら、

義肢装具士さんに連絡して予約をとる。

 

やっと、靴を作ることになる。

 

いつになるんだろう。

待ち遠しい。

 

靴はきれいに見えるがボロボロ。

7年も本当に頑張りました。

よく履いた!

 


どうか無事に靴ができますように。