福祉実験ユニット ヘラルボニー~異彩を、放て。~ | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

福祉実験ユニット ヘラルボニー~異彩を、放て。~

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは株式会社ヘラルボニー

オペレーションディレクター大田雄之介さん。

 

笑顔が素敵で、

物腰が柔らかな大田さん。

 

ヘラルボニーで販売している

ネクタイ、マスク、エコバッグ、

ジャケットを身に着けて来てくださいました。

 

会社への愛が伝わってきます。

 

先月9月18日 名古屋久屋大通公園が生まれ変わり、

レイヤード久屋大通パークが誕生した。

35店舗のお店が並び、とても注目を集めている。

 

そこに今年12月27日までの期間限定ショップとして、

出店されているのがヘラルボニー。

 

テレビ塔のすぐ近くです。

 

ミュージアム?

ギャラリー?

なんのお店か分からなくいても、

オシャレな外観に引き寄せられて

入りたくなる。

HERALBONY(ヘラルボニー)とは、

知的障害のあるアーティストが描く

アート作品をプロダクトに落とし込み、

社会に提案するブランド。

バッグ、エコバッグ、ネクタイ、スカーフ、

ハンカチ、マスクなど斬新で素敵な商品がいっぱい。

 

 

本社は岩手県花巻市、

東京にも営業所がある。

 

設立は2018年7月。

社長 松田崇弥さんと

副社長 松田文登さんは双子。

4歳上のお兄さんは知的障害で自閉症。

健常者と同じように泣いたり笑ったり、

当たり前な毎日を過ごしているのに、

世間から「かわいそう」と言われることも。

 

「なぜかわいそうなのか」

小さい頃から疑問を抱いていたとのこと。

そして、そんな経験から知的障害のある方々に

関わる仕事がしたいと、

ずっと思っていたそうです。

 

この世界を隔てる先入観という名の

ボーダーを越えて福祉を起点に新たな文化を

作り出す。

 

このヘラルボニーという言葉も、

そのお兄さんが7歳のときに学習帳に

書いた言葉。

どうやら意味がない言葉とのこと。

でも、彼には意味がある言葉。

 

意味がないと思われるものにも、

実は思いがある。

その価値を創出したい。

「ヘラルボニー」という名前には

そんな思いが込められています。

 

松田兄弟とは卓球を通じての、

友だちだったという大田さん。

就職1年目の夏に会社を作りたいという

松田兄弟に誘われて

このチームの一員になったとのこと。

大田さんもそうだが、

あえて「福祉」とは関係ないメンバーを中心に

構成されている。

 

ちなみに松田さん兄弟は

「Forbes JAPAN」誌が選ぶ、

世界を変える30歳未満の30人

「30 UNDER 30 JAPAN 2019」

ソーシャルアントレプレナー部門に選出された。

こちら

 

 

異彩を、放て。をミッションに掲げる

福祉実験ユニット。

 

建設現場の仮囲いをミュージアムととらえ、

知的障害があるアーティストの作品で彩ったり、

期間限定で駅を作品でラッピングしたり。

地域活性型のアートミュージアムを

実現させている。

 

契約しているアーティストも、

国内にはたくさんいる。

 

この名古屋では

6人の作家さんの作品があり、

商品の購入も可能。

また写真も自由に撮れます。

 

 

私も先月、お店で

エコバッグとハンカチを購入しました。

 

10月31日には、

店内の作品の入れ替えがあるとのこと。

こちらも楽しみです。

 

オンラインショップで購入もできます。

オンラインストア

 

普通ってなんだろう。

人はみんな大きな可能性を持っている。

そこに価値を見出すことができるのは

あなたかもしれない。

 

ぜひ、お店に来て下さい。

  • 期間2020年9月18日〜12月27日
  • 場所 RAYARD Hisaya-Odori Park(ヒサヤオオドオリパーク)
     〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3丁目15番10号先
  • 営業時間 10:00〜21:00
  • 定休日 不定休

 

追加情報

映画「バック・トゥーザ・フューチャーⅡ」で

おなじみの「ゴミを燃料にして走るデロリアン」ならぬ

「集めた古着の燃料で動く世界で1台のデロリアン」の展示が

11月末からスタートするとのこと。

 

こちらもご確認下さい。

 

プレスリリース

 

本日の放送はこちらで聴けます。

こちらをクリックして

「▶」をクリックして聴いて下さい。

2020年10月12日「ともみとともに」