共に学び、共に生きる | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

共に学び、共に生きる

ラジオサンキューFM84.5

「ともみとともに」ゲストは

NPO法人見晴台学園大学 学長、

愛知みずほ短期大学 特任教授

田中良三先生。



愛知県立大学名誉教授など、

他にも役職がたくさん。

 

瀬戸市では、

特別支援教育リーダー養成講座を開催してきたが、

この養成講座で講師も務めてこられた。

 

文部科学省有識者会議委員も務め、

障害者が学び続けられる社会の実現を求め、

まさに全国を飛び回っている。

 

2014年に障害者権利条約の批准、

2016年には障害者差別解消法が施行され、

国も本格的に障害者の自立や

共生社会の実現について

取り組みを推進することが急務と考え,

生涯学習支援政策を推進している。

 

知的障害があると、

特別支援学校高等部から大学進学は、

ほぼ選択肢から消えてしまう。

 

高等部で忙しい3年間を過ごし、

その先は就労。

 

いい企業へ行くこと、

いい福祉事業所へ行くこと、

ほぼその目標に向かって進む。


「いい」の基準は人それぞれだろうけれど、

確かにそうかもしれない。

 

でも、障害があっても学びたい。

楽しいキャンパスライフを送りたい。

そう思う人も、きっといる。

 

 

障害があるからこそ、

じっくりゆっくり学ぶ必要があるのではないか。

先生は、そう提言する。

 

周りが待つことで、

実は「できる」ということもある。

 

納得。

 

つい手を貸したり、

やってあげたほうが早いと

思ってしまったり。

 

私自身も反省。

 

大学連携オープンカレッジも

7校の連携で行っていて、

先日は金澤翔子さんとお母さまの講演が

愛知みずほ短期大学内で開催された。

1月はまとめとも言える振り返り会が

行なわれる。

共に学び、共に生きる社会を、

障害当事者もまじえて

学生の視点で真剣に考える。

 

素晴らしい取り組みをされている田中先生。

 

本当に感謝です。

 

本日の放送はこちらから聴けます。

2018年12月17日「ともみとともに」