みんな | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

みんな

「ともみとともに」のゲストは福岡明先生。


昨年度までの本山中学校の校長先生。

その前は原山小学校で校長先生をされていた。           
林ともみの ともみ と ともに・・・。


今年度からは 尾張教育事務所指導課で

特別支援教育指導員をされている。


福岡先生は音楽が専門で

いい歌をいっぱい知っていらっしゃって

歌詞の中に込められた思いや

表現方法などにも心を留める。


そして、言葉を大切にされる。


瀬戸養護学校・さくらんぼ学園の作曲も

福岡先生が担当された。

作詞は大澤教育長。

素晴らしいお二人がタッグを組んだ。


完成までの道のりは本当に大変だったようだ。

「いい歌を作りたい」という思いがそこにあったからだ。


そしてお二人の魂が込められた

校歌「君といっしょでよかった」が完成した。


この歌詞にも「みんな」が出てくるが

先生が言われる「みんな」は「みんな」なんです。

という言葉が強く胸を打った。


「みんな」

一人も欠けてはいけない。

「みんな」なんだから。


原山小学校の子どもたちは重症心身しょうがいのみほちゃん一家との

交流を通じて、幸せの意味・いのちについて肌で感じ学んだ。

(スクールコンサートを行っている BEEPOP(ビーポップ )の高阪勝己さんが

素敵なご縁を作って下さった。)


幸せのカタチは人それぞれ違う。

子どもたちの学びは深い。



そして、先生が昨日メールで

数年前の新聞記事を送って下さった。


「いのちは誰のものなのか」

この見出しを見ただけで涙が止まらなかった。


私は娘のしょうがいが分かったとき

「一生、抜けられないトンネルに入った」正直そう思った。


でも違った。

出口のないトンネルはない。

何度も暗いトンネルはやってくるけど

それは光のあったかさや明るさを感じるための

大切なトンネルだった。



辛いことがあっても私は生き抜く。

そして、娘や息子にも生き抜いてほしい。


私は一生懸命生きる!


福岡先生は言った。

「いのち」はみんなで分け合っていると・・・。


いのちはみんな大切。

そうみんな・・・。


高阪勝己さんが原山小学校のために作詞・作曲した

「ひとつの祈り」を流させて頂いた。


♪たとえば あなたが ここにいることは

 とても不思議な 偶然の重なり・・・



そう偶然が重なったのは、たくさんの人がかかわっているから・・・

みんな一人ではなくつながっているから・・・

いのちはつながっている。



福岡先生、またいろんなことを学ばせて下さい。