マイアミでの休日①「Villa Vizcaya」 マイアミにEuropeanなお城? | My Diary @ New York

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2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

7月4日深夜に、マイアミに到着した翌日。さっそく、T夫妻と観光へ。


前にも書きましたが、愛読書「1,000 Places to see before you die」 によると、マイアミで見るべしものは、以下の4つ。


① The Delano (という、ゴージャスホテル)


② Joe's Stone Crab (という、ストーンクラブのレストラン。10月から5月しかやってないという。激うまと絶賛されている。)


③ South Beach (Vibrant(活気に満ち)で、Glomorous(魅惑的)で、Multicultural Core(マルチカルチャーの中心)で、24/7(24時間無休)の、Hot-Spotです。)


④ Villa Vizcaya (「東海岸のお城」とも呼ばれる、イタリアンルネッサンスの豪邸)


前回、②と③は攻略済みなので、今回は、①と④を観よう!という心意気です。世界の1,000の場所にノミネートされている場所ですからねー。


まずは、「Villa Vizcaya 」へ。


1916年に、シカゴの大富豪が、冬の別荘として建設したお城です。当時のすんごい大金持ちで、ヨーロッパの文化への造詣が深い、James Deeringという人が、当時1万人以下だったマイアミに、5年かけて建設したのだとか。彼の大好きな、15世紀から18世紀のヨーロッパのエッセンスを思いきり取り入れたお城。


30度を超す、もわーんとした熱気&湿気の中に、ヨーロッパ調のお城が建ってる不思議な光景・・・。


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建物の中は、徹底的な「なんちゃってヨーロッパ調」のお部屋たちが。大理石や革など、ふんだんに使われていてお金のかけ方が半端じゃなさそう。アメリカの個人邸宅としては、「最も豪華」とされている、スゴイお城なのです。


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部屋数は、50を超えるのだとか。ゲストルームもたくさん。そして、ゴージャスなダイニングルームも。(注:その他、「朝ごはん部屋(Breakfast Room)というのもありました。)


厨房も・・・・。すごい!

お皿類のラインナップも素晴らしいものがあり、T夫妻の奥様S子さんと、ここは大喜びで見学してしまったのでし。


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さて、お庭の光景。。。。


もちろん、海に面した場所!


まだマイアミが発展するずっと前の時代。

今や、お金持ちの別荘が立ち並ぶ、Biscayne Bayを臨む場所に、バーンと建てたのですから、さすが。



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お城のテラスからは、このように海が臨めます。(趣味がいいのか悪いのか・・・うー。)


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そして、海の反対のお庭には、有名なGardenerのデザインしたという、広大な英国調のガーデニングが広がります。マイアミの気候の中、このお庭はまた不思議。



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・ ハリケーンで何度も破壊されたり、建物自体、潮風や湿気で浸食されてる感満載で、「こんな場所によく建設したものだ・・・」という感動、および、

・ 1916年という時代に、200-400年前のヨーロッパを再現するかのようにデザインしてるアメリカ人金持ち趣味に「すごい・・・・。(でも、ちょっと趣味悪いゾ・・)」という一歩引いた気持ち。


で、1時間、T夫妻とわいわい見学を楽しんだのでした。一度行ってみるのは、それなりに楽しいかも。(でも、1度でいい。たぶん。)


てなわけで、マイアミの名所だと言われるお城の見学終了です。次は、キューバからの移民の方々が集う、Calle Ocho(カイエ・オーチョ。スペイン語で「8th Street」)ですー。