「正しい知識を広めたい」とは思っていません。 | 木原ペットクリニック院長の漢方・鍼灸・自然療法〜犬と猫の手作り食アドバイス〜

木原ペットクリニック院長の漢方・鍼灸・自然療法〜犬と猫の手作り食アドバイス〜

犬、猫、うさぎ、鳥、その他の小さい動物たちに、漢方・鍼灸治療、メディカルアロマ、バッチフラワーレメディなどの自然療法を行なっています。犬と猫には、最新の栄養学に基づいた手作り食を推奨しています。

今の医療情報の錯綜や混乱は、

「自分が行っている方法が正しい。他の方法は間違っている。」

「この調査研究の結果が正しい。すべての状況に当てはめることができる。」

 

というように考える人(専門家を含めて)がたくさんいて、

そうすると、あらゆる情報を、それぞれが絶対的なものとして発信することにより、

起こっているのではないか、という気がしています。

 

その方法が正しいかどうかは、時代の調査研究や技術の進み方によって

明らかにされていくものだし、

その時やその個体の状況によって変わることがあります。

 

もっと哲学的に言えば、本当にそれが事実で、

絶対に間違っていない正しいことである、なんて、

なかなか言えることではないのではないかと思います。

 

「現在考えうる、また、その子の置かれている状況に

ベストな方法を提案する」

というのが、私の診療姿勢です。

そして社会やペットを愛するご家族に対する、私の役割だと思っています。

 

だから、その子その子に合わせた、

オーダーメイドの診療が必要なんです。

この子にとって最善の治療方法が、他の子にとっても最善とは限りません。

 

当然、食事療法も同じです。

その子にとって最善のレシピが、他の子にとっても最善かどうかは、

細かく診療し、経過を見て、それから判断されることです。

もっと言うと、その時にその子にとって最善のレシピが、

1年後のその子にとっても最善とは限らないのです。

 

そして、自分の行っている方法が、本当に最善かどうか、

常に自問しながら、診療を行っています。

 

そして、治療を開始する時、特に漢方薬を選ぶときなどは、

とても集中してその子に向き合い、

今まで得たあらゆる情報・・・あらゆるデータ、知識、経験、問診内容、イメージなど

を頭の中の中心で一つにまとめ、「勘」がやってくるのを待ちます。

 

少し変な話になりましたが、

とにかく、一貫してすべてにおいて正しい一つの方法というものはない、

と考えていて、私がやるべきことは、

専門家として、二つとない存在のその子自身に最善の方法を提案することであり、

それによってご家族とご本人を元気にし、

その後の将来に対して安心して過ごしてもらうこと、だと思っています。

 

それにより、病気に対する心配や、その子の死への恐怖、

これは、ご家族が感じる恐怖のことですが、

これを取り除くことができます。

その子が精いっぱい生ききることができるようにサポートすることが、

私の使命です。

 

という長い前置きでしたが、

鳥取県の小さなハーブ農家(といつもご本人が言っておりますので、

失礼ながら言葉をお借りします。。。)の、あいな農園さんが、

広い視野を持っておうちの子の病気に向き合ってほしいという思いから、

新しくサイトを作られました。

https://www.ainafarmstyle.com

 

その中で、食事療法と、代替療法に対する全体的な考え方に関することが、

まずは詳細に書かれています。

各種代替療法の内容についても、今後詳しく説明されていくご予定です。