犬と猫の膵炎の原因と食事療法について | 木原ペットクリニック院長の漢方・鍼灸・自然療法〜犬と猫の手作り食アドバイス〜

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犬、猫、うさぎ、鳥、その他の小さい動物たちに、漢方・鍼灸治療、メディカルアロマ、バッチフラワーレメディなどの自然療法を行なっています。犬と猫には、最新の栄養学に基づいた手作り食を推奨しています。

またまたビックリなことを申し上げてしまうかもしれませんが、

膵炎には低脂肪食という当たり前すぎる食事療法に、

私は疑問を持っています。

 

膵炎の原因は、脂肪や脂質ではなく、炭水化物だと思っているからです。

 

もともと犬と猫は、カロリー比の半分近くを、

捕食した動物の脂肪に頼ってきました。

 

一方ドライフードの脂質は、カロリー比の半分以下です。

脂質に関しては、まだまだ許容範囲ですので、

ドライフードの脂質が多くて膵炎になるということには疑問を感じます。

 

もしあるとすれば、脂質の質の悪さが影響している可能性は考えられますが、

脂質量が多いから、というわけではないと思っています。

 

むしろ、炭水化物の処理には適していないのに、

半分かそれ以上が炭水化物で作られているドライフードですから、

炭水化物による膵臓の負担と、炎症反応が大きな原因になっていると

考えています。

 

ですので、膵炎に低脂肪食が必要になることは、

現在の犬と猫の食事事情からすると、

あまりないと思います。

 

低炭水化物食こそ、膵炎に対する大切な食事療法となると考えています。