犬の心不全

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わんちゃんの心不全は多いです。

通常は検査後、血管拡張薬や強心剤を始め、それでも悪化すればさらなる強心剤、利尿薬等が追加されます。

 

今回、常識からすれば少し驚く症例に遭遇したので記録しておきます。

 

高齢のチワワちゃん、心雑音も大きく、咳の症状もあったので、漢方治療を開始、1年ほど継続していました。漢方の量が少しずつ増えていきました。ある時症状が悪化。咳が止まらず、心臓からの症状悪化と診断(咳の原因には呼吸器からのものもありますので注意。)、漢方に血管拡張剤やら強心剤やら追加。そして症状は治まりました。

 

通常は血管拡張剤や強心剤をいったん始めた後、それらが不要になることはないのですが、この子の場合はご家族の判断で血管拡張剤と強心剤を中止。中止しても再発しなかったため、そのまま再び漢方のみ継続となりました。

 

特にオチはないのですが、高齢の子を漢方で治療していて、何かの一時的な要因で症状が悪化した場合、西洋医薬は一時的な使用で済む場合があるということです。