膀胱炎=抗生剤からの脱却

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クリニックでは、膀胱炎の2/3には抗菌薬は使いません。

 

尿検査で細菌が見えなければ、使いません。つまり膀胱炎を発症している子の2/3かそれ以上では、細菌は見られません。

 

もちろん嫌気性菌だとか、数が少ないとかは考えられますが、逆に言えば、膀胱炎を発症している子の2/3では、抗菌薬は不要です。使わなくても治ります。

 

猫の血尿、尿が出ない、食欲もない、水も飲まないとのことで来院。

 

レントゲン検査と尿検査をして、出したお薬は漢方2種。中でも大事なのは、気持ちを落ち着かせる漢方。それで治った。後の飼い主さんのお話で、原因もはっきりしました。

 

膀胱炎の原因は、ストレス。

ストレス→特発性膀胱炎という直接的な経路と、

ストレス→免疫低下→細菌性膀胱炎という間接的な経路。

もう一つの間接的原因はストレス→トイレに行けない→膀胱炎。

それからステロイドや免疫抑制剤、抗がん剤の投与→免疫低下→細菌性膀胱炎。

 

細菌性膀胱炎には抗菌薬を使いますが、結局のところ、そもそもの原因はストレスか薬物です。

 

あと犬では、外でしか排尿しない子や飲水量が少ない子。

家の中で、トイレができるようにしつけた方が、いいですよ〜。