高齢犬の起立不能

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1週間ほど前から歩けなくなり、昨日から立てなくなったわんちゃんが来院しました。

 

いつもの通り、漢方と鍼・お灸で治療。1週間後の再診時には、立てるようになって数メートル歩けるようになっていました。

 

別の病院のデータですが、鍼だけの治療だと、重症度にもよりますが、全体の3〜4割は麻痺の症状が改善しませんが、漢方と鍼の組み合わせだと改善しない率は1割にまで減ります。

 

クリニックでも、以前ご紹介した鍼のみの治療を希望された例では、ある程度以上は改善が見られませんでした。この子は全く歩けない状態の重症で、発症から3ヶ月ほど経っていました。

 

また、立てなくなって半年以上が経過していた例で、この子の場合は漢方のみの治療でしたが、立てるようにはなりませんでした。

 

歩けないけど、まだ立てる状態で漢方のみの治療をした例では劇的に改善し、走れるまでになりました。

 

また、軽症の子で、よたよたでも歩ける子は、鍼のみの治療で改善した例もあります。

 

回復するかどうかは、鍼灸と漢方の組み合わせと、重症度、それから立てなくなってからの期間に左右されることが分かってきました。

 

治療を希望される場合に、その子はどの組み合わせの治療でどのくらい改善が見込めるのか、ある程度説明できるようになったので、ご家族にとってもわかりやすくなったのではないかと思います。